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5月ブラインドサッカー国際大会の組み合わせ決定! 日本は初戦フランスと対戦、高田監督「とにかく勝ちにこだわる」

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ワールドグランプリの組み合わせ抽選会が行われた

 日本ブラインドサッカー協会(JBFA)は28日、5月30日開幕の「Santen IBSA ブラインドサッカーワールドグランプリ 2021 in 品川(以下、Santen ブラサカグランプリ 2021)」の開催国の発表および組み合わせ抽選会をオンラインで実施した。日本(世界ランク12位)のほかに、アルゼンチン(1位)、スペイン(3位)、タイ(13位)、フランス(14位)が出場。日本は初戦でフランスと対戦する。

 大会は5月30日から6月5日まで東京都で開催。東京パラリンピック直前の国際大会となる。出場5か国が総当たり戦のグループリーグを行い、決勝トーナメントではグループ1位と2位が決勝を、3位と4位が3位決定戦を行う。初戦は日本とフランス、タイとスペインが対戦。各試合のキックオフ時間や全体スケジュールは調整中となっている。

 ワールドグランプリは2018年にスタート。昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となっており、今回が4年目となるが、実質3回目の開催になる。過去2回はアルゼンチンが2連覇している。日本は18年が5位、19年は4位。

 会見に登場した高田敏志監督は、初戦でアルゼンチンとの対戦を希望していたものの、対戦相手はフランスに決定。しかし「どこも1試合はやる。今からいい準備をして、開幕で勝ち点3を取って勢いに乗りたい」と気持ちを切り替える。日本にとって国際試合は約一年半ぶり。東京パラリンピックを直前に控えた中で最後の国際試合に向け、「このタイミングで試合ができるというのは、我々のとっても幸せな時間になる。とにかく勝ちにこだわっていきたい」と意気込みを伝えた。

 主将の川村怜も「海外のチームと試合をするのはかなり久しぶり」とひさびさの国際試合への気持ちを明かす。「初戦の試合を大事にしていきたい。初戦で勝ち点3を取れるようにしっかりと準備をしていきたいと思います」と気を引き締めた。

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