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C・ロナウドがCLで初ハット!!レアルが「死の組」で連勝発進

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 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は3日、各地でグループリーグ第2節2日目を行った。レアル・マドリー(スペイン)は敵地でアヤックス(オランダ)と対戦。FWクリスティアーノ・ロナウドのハットトリックなどで4-1で快勝し、「死のD組」で2連勝を飾った。C・ロナウドは30日のデポルティボ戦(5-1)に続いて公式戦2試合連続の3得点。欧州CLでのハットトリックは自身初となった。

 グループリーグ初戦では試合終了間際の逆転劇でマンチェスター・シティ(イングランド)を下したレアルが「死の組」で連勝スタートを切った。アヤックスのホームに乗り込んだアウェー初戦。立ち上がりから攻勢に出ると、立て続けに決定機をつくった。

 前半14分、トップ下で先発したMFカカのラストパスからC・ロナウドがシュートを放つが、至近距離でGKがセーブ。同16分にはC・ロナウドの折り返しをカカが狙い、GKが弾いたボールにFWベンゼマが詰めたが、シュートはまたもGKの好セーブに阻まれた。

 攻め続けるレアルに待望の先制点が生まれたのは前半42分。左サイドを突破したベンゼマの折り返しがDFに当たったこぼれ球をC・ロナウドが右足アウトサイドで押し込んだ。C・ロナウドの2戦連発ゴールで均衡を破り、1-0で後半に折り返すと、立ち上がりの3分にカウンターからカカの右クロスをベンゼマがアクロバティックな右足バイシクルシュートで追加点。2-0とリードを広げた。

 アヤックスも簡単には引き下がらない。後半11分、MFエリクセンの左CKからファーサイドのDFモイサンデルがヘディングシュート。下に叩き付けたボールはGKカシージャスの股間を抜き、1-2と1点差に追い上げた。勢い付くアヤックスは後半17分、DFブリントの左クロスにFWブーリフターが左足ボレーで狙ったが、ゴール上へ。同23分にも右サイドからのアーリークロスにファーサイドでフリーのFWホーセンが合わせたが、絶好機にシュートは枠を捉え切れなかった。

 劣勢の時間帯を耐えたレアルはエースの連続ゴールで試合を決定づけた。後半34分、C・ロナウドとベンゼマのパス交換で左サイドを突破。ベンゼマの折り返しを受けたC・ロナウドがPA手前から右足ミドルをゴール右隅に流し込んだ。さらに2分後の同36分にはMFサミ・ケディラからのスルーパスに抜け出し、GKの頭上を越す左足ループシュート。公式戦2試合連続のハットトリックを達成し、4-1の快勝劇を締めくくった。


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