ミラン(イタリア)は21日、欧州CLプレーオフ第1戦(アウェー)でPSV(オランダ)と戦い、1-1で引き分けた。

　前半15分にDFイグナツィオ・アバーテの右クロスからFWステファン・エル・シャーラウィが頭で先制ゴール。クラブによると、エル・シャーラウィは「あれはプロになって初めてヘディングで決めたゴールなんだ。重要な得点だった」。

　チームは後半に追いつかれて引き分けた。ただアウェーゴールを奪ってドロー。エル・シャーラウィは「この試合で決めるまで、僕には6か月間公式戦でゴールがなかったんだ。これがきっかけになるね。PSVは素晴らしいチームだからサン・シーロでの試合も難しいだろうけど、何としてもこのラウンドを勝ち抜きたいよ」と第2戦へ向けて意気込んだ。

　ミランのマッシミリアーノ・アッレグリ監督も「チームは後半特に良いフットボールをしたと思う。先制点を決めた後には、リードを2倍3倍にするチャンスがいくつもあった。今シーズン公式戦6試合目の相手に対して、悪くない入り方だったと思う。確かに前半はいくつかのミスがあったが、後半はまた見違えるようなプレーを見せてくれた」と満足げ。良かった内容とイタリア代表FWの“復活ゴール”を第2戦につなげる。

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