名門同士の一戦に期待

　レアル・マドリーのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは22日、チャンピオンズリーグ・グループリーグ第3節のユベントス戦の前日会見に臨んだ。

　グループリーグ突破は確実と目されている両チームだが、マドリーが2連勝を飾る一方でユベントスは2連続ドローと、ここまでは明暗を分けている。だがC・ロナウドは、ユベントスの方が必死さではマドリーを上回るとの見方を否定すると同時に、スペインとイタリアが誇る名門同士による熱戦に期待を寄せた。

「ユベントスがマドリーよりも勝利を必要としているとは思っていない。なぜなら、僕達はまだ6ポイントしか獲得しておらず、絶対に3ポイントを狙わなければならないからだ。今回の試合は、生死を賭けた戦いではないものの、勝ち名乗りを上げた方が栄誉を掴むという大一番だ。ホームで戦う僕達は何としても勝たなければならないが、強いユベントスと対戦できることを期待している。彼らは成熟した選手が揃った経験豊富なチームだ。それゆえ、僕達は高い集中力をもって良いプレーをしなければならない。この試合を終えて9ポイントを獲得していれば、グループリーグ突破はほぼ確実になったと言えるだろう」

　ユベントス戦を後えると中2日でバルセロナとアウェイで対戦するマドリーだが、C・ロナウドはこの2連戦の重要性を認めたうえで、強豪連破に向けた高いモチベーションを示した。

「今週はシーズンを決定付ける週ではないが、非常に大切な週であることは間違いない。僕達はシーズン当初は万全ではなかったが、最近になって状態がかなり上がってきた。この流れが続くよう、今後も集中しながら一歩一歩進んで行くことが重要だ。それゆえ、まずはユベントスに勝利しなければならない。そして、自信を深めてバルセロナへ向かいたい。いずれにしても、僕達は世界トップのマドリーだ。ユーベもバルサも倒せるはずだし、その意欲に満ち溢れている」

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