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モイーズを支えるファーガソン氏 「バスビーにしてもらったように」

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イングランド代表のオファーを断ったことも明かす

 アレックス・ファーガソン前マンチェスター・ユナイテッド監督の自伝が24日に発売される。同氏はこの中で、かつてイングランド代表監督就任を打診されたが、断ったことを明かした。一方で、デイビッド・モイーズ現監督を支えるコメントも残している。

 先日、オーストラリア代表監督就任の可能性が噂されたファーガソン氏。だが、同氏は22日の自伝出版記念会見で、次のように話している。

「まったくないね。何度も言ってきたはずだ。ユナイテッドを離れるときは、監督として終わるときだとね。(監督としての)どの仕事にも関心はないよ」

 また、自伝では、これまでにイングランド代表からオファーがあったことに触れている。

「2度、イングランド代表のオファーがあった。2001年に(スベン=ゴラン・)エリクソンが就任する前だ。もう一度は、さらに前だった。1999年にケビン・キーガンが就任する前だ」

「私がイングランド代表を率いることはあり得なかった。想像できるかい? スコットランド人が? イングランドを低迷させる素晴らしい機会だったかもしれないけどね(笑)」

 一方で、不振から批判の的となっているモイーズ現監督について、ファーガソン氏は次のように話している。

「私がユナイテッドに来たとき、マット・バスビーからすごく励ましてもらった。それは私にとって素晴らしい助けだった。私は、まったく同じようにデイビッド・モイーズを助けたい」

「(序盤戦の)日程を見たときは、私も激怒したよ。本当に難しい序盤戦だった。だが、マンチェスター・ユナイテッドは唯一、逆転優勝することができるクラブだ。調子が出始めたら、すべてがうまくいくはずだよ」
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