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[CL]ビダルのハットでユベントスが初勝利、最下位から2位へ急浮上

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[11.27 欧州CLグループリーグ第5節 ユベントス3-1コペンハーゲン]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は27日、各地でグループリーグ第5節2日目を行い、ユベントス(イタリア)はホームでコペンハーゲン(デンマーク)に3-1で快勝し、今大会5戦目で待望の初勝利を挙げた。1勝3分1敗の勝ち点6に伸ばし、B組最下位から2位に急浮上。12月10日の最終節でガラタサライと引き分け以上なら決勝トーナメント進出が決まる。

 負ければグループリーグ敗退が決まる崖っ縁のユベントスが底力を発揮した。前半28分、MFアンドレア・ピルロのロングフィードにMFポール・ポグバが反応し、PA内へ走り込むと、コペンハーゲンのDFラース・ヤコブセンがハンドの反則を犯し、ユベントスがPKを獲得。これをMFアルトゥーロ・ビダルが落ち着いてゴール左隅へ蹴り込み、先制に成功した。

 コペンハーゲンも1点ビハインドで折り返した後半11分、MFクラウデミールのロングスローからこぼれ球をDFオロフ・メルベリが右足ボレーで蹴り込み、同点ゴール。しかし、ユベントスは同15分にFWフェルナンド・ジョレンテがPA内でメルベリに倒され、またもPKを獲得した。キッカーはビダル。1点目と同じくゴール左隅へ流し込み、2-1と勝ち越した。

 勝ち越しゴールから2分後の後半18分にもピルロのロングフィードを受けたポグバが左クロス。これをビダルがヘディングで豪快に叩き込み、ハットトリックを達成すると同時に3-1と試合を決定づけた。今大会5戦目でようやく初の勝ち点3を手にしたユベントス。最下位から2位に急浮上し、決勝トーナメント進出に大きく前進した。


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