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[CL]エジルがPK失敗…ベンゲル「彼が精神的なダメージを受けたのは明らか」

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[2.19 欧州CL決勝トーナメント1回戦第1戦 アーセナル0-2バイエルン]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は19日、決勝トーナメント1回戦第1戦を行い、アーセナル(イングランド)はホームで前回王者のバイエルン(ドイツ)と対戦し、0-2の零封負けを喫した。第2戦はバイエルンのホームで3月11日に行われる。

 本拠地で2失点完敗という痛すぎる結果となったアーセナル。前半8分にはPA内で仕掛けたMFメスト・エジルが切り返したところでDFジェローム・ボアテングの足がかかり、PKを獲得する。ところが、エジルが自ら正面を狙ったキックはマヌエル・ノイアーが右手でかき出すビッグセーブ。絶好の先制のチャンスを逃した。その後、チームは度々不運に見舞われ、DFキーラン・ギブスが負傷交代したほか、GKボイチェフ・シュチェスニは退場した。

 試合後、アーセナルのアーセン・ベンゲル監督はPK失敗のシーンを振り返り、「我々は0-0の状態をキープし、セットプレーからカウンターでチャンスを得るはずだった。しかし、PKを失敗してしまった。相手もPKを外したが、当然ながら私としては自分たちのPKが悔やまれる。あれは決めておかなければならなかった。立ち上がりはバイエルンが追い込まれていたからね。うちは最初の15分間に3度の絶好機をつくった。いいスタートを切っていたから、あのPKを決めていればさらにバイエルンを追いつめられたはずだ」と話した。

 また、失敗したキッカーのエジルについても言及。「あれで(エジルは精神的な)ダメージを受けたのは明らかだ。彼は今夜の試合へ強く意気込んでいたから、余計にショックが大きかったんだろう。PK失敗から5分、10分と経ったあとも、まだ頭を振っていた。あれが今日の彼のプレーに大きく影響したと思う」と振り返った。

 ホームで2点を失う痛い結果。それでも指揮官は「我々は最後まで戦うつもりだし、まだ勝負は終わっていない。昨季はバイエルンのホームで勝利した。あのときの再現を狙っていきたい」と力を込めた。


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