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ペップ、芝の悪さに苦言…アトレティコの選手たちは「サッカーの一部」

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 バイエルンジョゼップ・グアルディオラ監督は27日のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準決勝第1戦、敵地ビセンテ・カルデロンでのアトレティコ・マドリー戦を0-1で落とし、不良なピッチコンディションを嘆いた。これに対して、アトレティコの選手たちが反論している。

 アトレティコに先勝を許し、指揮官の批判の矛先はピッチ状態に向けられた。グアルディオラ監督は敗戦後「我々のボール回しは遅かった。ピッチが助けとならなかったからだ。芝は非常に乾いた状態だったよ。そういう状態にされることは分かっていたけれどね」と芝の管理に疑問を呈した。

 敵将の言葉に、アトレティコの選手たちが応じる。MFコケは「これもサッカーの一部だ。僕たちは自分たちの強みを生かして勝負する。第2戦では、彼らが好きなような芝の状態にすればいいさ」と語り、DFフィリペ・ルイスは「ピッチが乾いていたのは両チームにとって同じだ。僕たちのサッカーでも難しさはあった。マドリードの天気は知っての通りだよ」と話している。

 また決勝点を挙げてアトレティコを勝利に導いたMFサウール・ニゲスは、「芝の条件はどちらのチームにとっても同じだった。彼らが損をしたというのなら...両チームにそういう可能性があったということだよ」と述べ、コケやF・ルイスに同意している。

 バイエルンホームの第2戦は5月3日に行われる。グアルディオラ監督が納得するピッチ状態で、バイエルンは逆転を目指したいところだ。

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