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ファン・ダイクがパリSGの“演技”に苦言…「僕らもああいうプレーをしたほうがいいのか?」

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DFフィルヒル・ファン・ダイクがパリSGの“演技”に苦言

 苛立ちを見せるリバプールのDFフィルヒル・ファン・ダイクは、パリSGの戦術を真似るべきだと話した。ユルゲン・クロップ監督もUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)の場で見せたパリSGの戦術に怒りをあらわにしている。

 リバプールは28日の欧州CLでパリSGと対戦した。相手の4-4-2の布陣を敷いた強固なブロックとFWネイマール、FWエディンソン・カバーニ、FWキリアン・ムバッペらの高速カウンターに苦しめられ、前半だけで2失点。前半終了間際に1点を返したものの、相手の戦術を打ち破ることはできなかった。

 しかし、リバプールの面々は勝敗とは別のところに不満があったようだ。クロップ監督は試合内容を振り返り、パリSGの選手たちが倒されたように演技することを批判したという。29日、英『フォー・フォー・トゥー』が伝えている。

 痛恨の黒星でリバプールはグループ3位となり、最終節のナポリ戦を落とすことができなくなった。オランダ代表のキャプテンでもあるファン・ダイクは、もっとファウルを誘うようなプレーをすべきなのかもしれないと複雑な胸中を明かしている。

「パリSGに世界レベルの選手が揃っているのは間違いない。だけどああいうプレーを何度もする必要はないと思う。たしかにぶつかって倒れる場面もあるだろうけど、あまりに簡単に倒れてしまう場面にはイライラさせられるよ」

「冷静になるのが大事だけど、ファウルをするたびに彼らはイエローカードを出せと審判に詰め寄っていた。僕らもときにはああいうプレーをするべきかもね。後半戦はうまくプレーできたと思う。僕が好きな類の試合じゃなかったけど」

「もちろん彼らのことはリスペクトしているよ。世界レベルの選手たちだ。だけど本当にああいうのが必要なんだろうか。ただそれを除いていえば、僕らは2失点を喫して試合に破れた。それだけだ」

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