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完敗のリバプール、クロップは超過密日程に皮肉「犯罪同然だ。祝福するよ」

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ユルゲン・クロップ監督が超過密日程に皮肉

 リバプールユルゲン・クロップ監督が超過密日程に皮肉を述べた。

 25日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のグループリーグ第4節で、アタランタをホームに迎えたリバプール。ケガ人が続出する中、過密日程の影響でディフェンスラインに若手3選手を起用したが、後半15分にヨシップ・イリチッチに先制点を許すと、その4分後にはロビン・ゴセンスに決められ、0-2で敗れた。

 今季CL初黒星を喫し、決勝トーナメント進出を決められなかったリバプール。シュートも3本(枠内0本)に終わるなど、良いところなく敗れている。試合後、クロップ監督は『BT Sport』に対し、「良いゲームではなかった。両チームともに、ゴールを決めるまでは多くのことができなかった」とし、厳しい試合だったと振り返った。

「難しい試合で敗れるのは当然のことだ。審判があまり笛を吹かなかったことで、両者にとってさらに難しくなってしまった。信じられないほど激しい試合だったし、休息が必要だ」

「前半が終わると普段は落ち着くものだが、しばらくプレーしていなかった選手にとっては非常に激しい試合だった。ゲーム中に方法を見つけられなかったね。良い試合だった、と言う方が簡単だ。我々にチャンスはあったが、本物のではなかったね。他のチームにも起こり得る」

 そして「今、我々は土曜日(28日)の12時30分に試合をするよう求められている。これは犯罪同然だ。結果とは関係ないが、祝福するよ。いいね、ケガ人もいないし、また行こう」と、超過密日程を皮肉っている。

 リバプールは28日のランチタイム、プレミアリーグ第10節でブライトンとのアウェー戦に臨む。その後、約1か月間で9試合を戦う。以前にも、ランチタイムキックオフは放送局の都合だと不満を漏らしていたクロップ監督だが、改めて難色を示す形となった。

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