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効果抜群…シティの逆転劇を導いたペップのシンプルな言葉

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逆転勝利をもたらしたジョゼップ・グアルディオラ監督

[4.28 欧州CL準決勝 パリSG 1-2 マンチェスター・C]

 マンチェスター・シティは28日、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準決勝第1戦でパリSGのホームに乗り込み、後半の逆転劇で2-1と勝利を収めた。ジョゼップ・グアルディオラ監督がハーフタイム中に選手たちへかけた言葉をスペイン『アス』が伝えている。

 アウェーのシティは前半15分、パリSGのCKからDFマルキーニョスに先制ゴールを献上。それでも後半19分にMFケビン・デ・ブライネが決めて同点に追い付くと、同26分にはMFリヤド・マフレズの直接FKで2-1と逆転し、第1戦を制した。

「最初の数分間はうまくいったが、その後ゴールを許してしまった。前半はこの大会に必要なプレーができず、リラックスしすぎていた」

 苦戦した前半をこう振り返ったグアルディオラ監督は「ハーフタイムであまり変えたことはなかった」としつつ、チームが本来の姿を取り戻すため、次のように話しかけたと明かしている。

「選手たちに『君たちはフットボールをして、個性を見せるんだ』と言った。負けるなら負けるで、自分たちらしくいなければならない」

 後半に息を吹き返したチームは、見事に2ゴールを奪って逆転勝利。指揮官は「後半はあらゆる面で素晴らしかった」と称賛している。

 そして「アウェーで2ゴールを決めたことは非常に重要だが、6日後にはたくさんのハードワークが待っている。私が望むのは、第2戦でも自分たちらしさを発揮することだ。私たちはある特定の方法でプレーするのが得意で、それ以外の方法ではプレーできない。それを行うための最善の決断をしたいと思っている」と、5月4日にホームで迎えるリターンマッチを見据えた。

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