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記者の「夢を見させてくれてありがとう」の問いかけに…ビジャレアル指揮官「ここは小さな町。でも思い入れがある」

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ビジャレアルウナイ・エメリ監督

 ビジャレアルウナイ・エメリ監督が、リバプールとのチャンピオンズリーグ(CL)準決勝を振り返った。

 決勝トーナメントでユベントス、バイエルンと強豪を次々に撃破したビジャレアル。リバプールとの準決勝はファーストレグを0-2で落としたものの、ホームでのセカンドレグでは前半だけで2ゴールを奪うなど初の決勝進出へあと一歩のところまでこぎつけた。しかし後半3失点で力尽き、2戦合計2-5で敗退が決定している。

 試合後、エメリ監督は会見で「2-0の後でも難しいとは思っていた。リバプールのような相手には最高まで近づかなければならないからね。2点目はそれまでの努力が報われたから、我々をとても勢いづかせてくれた。だが、ジェラール(モレノ)の負傷は感情的な部分でもチームにとって辛いことだった。それもあって後半は同じチームではなくなってしまい、耐えなければならなくなった。最初の失点は精神的な打撃だったね」と振り返っている。

「我々は素晴らしい体験をした。でも、決勝も経験したかったね。このチームにはリバプールを撃破するだけの可能性はある。だが、それを維持する力が足りない。とはいえ、ここまで来られたのは嬉しいよ。45分間は素晴らしいプレーができた」

 そして記者から「ウナイ、我々に夢を見させてくれてありがとう」と語りかけられると、「ここは小さな町だ。でも、思い入れがあるんだ。こういった素晴らしい瞬間が経験できるのも、(オーナーである)ロッチ家のプロジェクトが安定しているからね」と答えている。

 最後に「我々は学び、経験し、体験してきた。それが美しいことであり、生きてきた証だ」と今大会を振り返っている。

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