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Jリーグを旅立って1年…ポステコグルー監督の“CL初陣”は昨季王者レアル戦「素晴らしいシーズンのご褒美だ」

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アンジェ・ポステコグルー監督

 セルティックは6日、UEFAチャンピオンズリーグ・グループリーグ初戦でレアル・マドリーと対戦する。アンジェ・ポステコグルー監督にとっては初の欧州CL参戦。昨年6月の横浜F・マリノス退任から1年あまり、ついに世界最高峰の舞台に歩みを進めた。

 ポステコグルー監督は5日の前日会見で「とても楽しみだ。昨年の素晴らしいシーズンのご褒美だ。このクラブの全ての人々が尽力したことで、この大会でプレーするという栄誉が得られ、最高の相手に挑戦することができることになった」とし、「あらゆるフットボーラー、あらゆるスポーツ選手が可能な限り高いレベルで自分を試したいと思っていて、ここはそのような場所。クラブフットボールの最高峰の舞台だ」と意気込みを語った。

 その上で「選手たちはこの体験を楽しみにしており、思い出に残るような経験になることを確信している」と力説。一方で「われわれはもっともっと競争していかなければならない。良い思い出にするためには競争力を持たなければならないという事実を無視できるようなゲームではない」と対等な立場で挑んでいく姿勢を強調した。

 また横浜FMに在籍していた時と同様に「われわれにできるのは勝つことへの自信を持つことではなく、パフォーマンスをコントロールすることだけだ」と自チームのスタイルにフォーカス。「それはこれまで全ての試合でわれわれが行ってきたことであり、昨季われわれが成し遂げたことであり、明日の夜にわれわれがやろうとしていることだ」と自信を示した。

 R・マドリーがセルティック・パークで試合をするのは42年ぶり。豪州国籍の指揮官としても初の大舞台に挑むポステコグルー監督はサポーターの期待に対して「騒いでいてくれてうれしい」とし、「私の仕事は冷静さを保つことだが、サポーターにはこの大きな試合で大きな勝利を夢見てもらいたい」と話した。

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