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昨季CL最下位敗退のミラン、ピオリはリベンジに意欲「成長を遂げたことを証明する」

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ステファノ・ピオリ監督

 ミランの指揮官ステファノ・ピオリが5日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)のザルツブルク戦の前日会見に出席し、意気込みを語った。

 3日のミラノダービーで3-2と逆転勝利を収めて勢いに乗るミランは、6日のCLグループE初戦において、ザルツブルクと敵地での対戦を迎える。昨シーズンは、リバプールアトレティコ・マドリーポルトと同居する死の組で最下位に終わったミラン。ピオリはヨーロッパの舞台においてリベンジへ意欲を燃やした。

「ダービーでの勝利はすでに過去のことだ。これから別の大会において別の試合に臨まなければならない。相手は昨シーズン、ヨーロッパの大会においてホームで一度も負けていないチームだ。我々は、昨年の経験を糧として成長を遂げたことを証明しなければならない。明日の試合だけに集中し、良い結果をつかむことが重要だ。我々はイタリア王者として相手にリスペクトを払いつつ、自分たちのクオリティや特徴を意識し、熱意を持ってプレーしなければならない」

 またミラン指揮官は、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューにも応じ、自身の見解を示した。

「昨シーズンは、CLが初めての選手が多かったため、やや不安もあったと思うが、現在のチームは、いかにして勝利をつかむべきか、このレベルの大会でどのようにプレーするべきかを心得ている。明日はチャンスを活かさなければならない。ザルツブルクはスピードとインテンシティ、クオリティを兼ね備えた危険な相手だ。レベルの高いミランが求められるだろう」

 最後にピオリは、ダービーでドッピエッタ(1試合2得点)の躍動を見せたFWラファエル・レオンに言及した。

「彼のクオリティが飛躍した瞬間? 彼の成長における転機となった瞬間は、1回だけではないと思う。常に積極的で熱意のある青年で、毎日のように成長のことを考えていた。さらなる潜在力も持っており、ここで満足してはならない。今後はパフォーマンスにおいてさらに継続性が見せられるようになるだろう」

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