beacon

バイエルンに敗戦のバルセロナ…シャビ「怒りを感じている。私たちは彼らを上回っていた」

このエントリーをはてなブックマークに追加

バルセロナシャビ・エルナンデス監督

 13日に行われたチャンピオンズリーグ・グループC第2節、バルセロナはアウェーでのバイエルン戦を0-2で落とした。シャビ・エルナンデス監督は試合後、次チームが勝利をつかむべき試合だったとの見解を示している。

 バルセロナはFWロベルト・レバンドフスキやMFペドリといった選手が幾度も決定機を迎えながら決め切れず、後半の立ち上がりにCKからDFリュカ・エルナンデス、さらにFWレロイ・サネのゴールを許して敗れた。チャンスをつくっていたものの、決定力の差が結果として表れている。

 シャビ監督は試合後、いつも口癖のように語っている「私たちは勝利に値した」という言葉をより噛み砕いたようなコメントをして、その悔しさを強く、強く滲ませている。

「私たちは多くの面でバイエルンを上回っていた。前半はフィジカルで上回っていたし、試合を支配していたんだ。決定機を逸することはできない。私は怒りを感じている。今日は勝つべき日だったのだから」

「手応えはとても良い。勝つべきだった。これも経験だが、しかし辛い。7回も明確な決定機を迎えながらも勝利できなかったのだから。決定機は決め切らなくてはいけない。ただ腹が立っていても、誇らしくはある。私たちは対等だったし、もっと言えば上回っていた。だが、それは勝ってから物言えることだ。最初の失点はCKからで、2点目は速攻を止めなかったために生まれている」

「彼らはすでに出来上がったチームで、私たちはつくり始めたチームだ。両ペナルティーエリア内のプレーについて、改善しなければならない」

「彼らと競い合えたことが一番のニュース? ああ。しかし不十分だ。競うというのは、コーナーキックやトランジションでも行わなければならない。それとプレーの効果性もそうだ。GKの前まで到達したならば、ゴールを決めなくてはならないんだよ。前半はエクセレントだった。相手陣地でボールを持ち、主導権を握り、デュエルに勝ち……勝利に値した」

 シャビ監督は結果以外では自チームが上回っていたことを強調し続ける。

「昨季の対戦では彼らが上回っていた。だが今回は私たちが上だった。しかし、これがチャンピオンズだ。辛い経験だが、そういうものなんだ」

 前半終了間際にはFWウスマン・デンベレがペナルティーエリア内で倒される場面があったが、PKは取られなかった。

「ハーフタイム、審判からはPKではなかったと言われた。彼には誠実であるよう訴えたが、PKでなはないと、ノーと言われたよ」

●チャンピオンズリーグ(CL)22-23特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP