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サラー劇場、わずか6分でハット!! フィルミーノは2G1Aでリバプール7発圧勝…レンジャーズのGL敗退が決定

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わずか6分間でハットトリックを達成したFWモハメド・サラー

[10.12 欧州CLグループA第4節 レンジャーズ 1-7 リバプール]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は12日、各地でグループリーグ第4節を開催し、A組ではリバプール(イングランド)がレンジャーズ(スコットランド)のホームに乗り込み、7-1で大勝した。

 開幕節でナポリに1-4の敗戦を喫したものの、その後2連勝を飾ってグループ2位につけるリバプール。9日のプレミアリーグ第10節アーセナル戦でFWルイス・ディアス、DFトレント・アレクサンダー・アーノルド、DFジョエル・マティプと主力3人を負傷で失い、厳しい台所事情の中、レンジャーズ戦を迎えた。

 前半17分に試合を動かしたのはホームのレンジャーズだった。敵陣でのボール奪取を成功させると、FWアントニオ・チョラクの落としをMFライアン・ジャックが中央へとつなぐ。ボールを受けたMFスコット・アーフィールドがPA外から右足のシュートを蹴り込み、スコアを1-0とした。このゴールはレンジャーズにとって、今大会初ゴールとなった。

 1点のビハインドを背負ったリバプールだが、前半24分にすぐさま追い付く。DFコスタス・ツィミカスが蹴り出したCKをニアサイドのFWロベルト・フィルミーノがヘディングで合わせてゴールを陥れた。

 1-1のまま後半を迎えると、同10分にリバプールが逆転に成功。DFジョー・ゴメスが右サイドをドリブルで持ち上がってグラウンダーのクロス。ファーサイドでフリーとなったフィルミーノが左足で合わせたシュートが、GKアラン・マクレガーの股を抜いてネットを揺らしてスコアを2-1とした。

 後半21分にはMFファビーニョが敵陣でボールを奪い取ると、MFファビオ・カルバーリョ、フィルミーノとつなぎ、最後はFWダルウィン・ヌニェスが右足で流し込んでリバプールのリードは2点差となった。

 ここからは後半23分に出場したFWモハメド・サラー劇場に。まずは後半31分、ルーズボールをPA内右で拾うと左足で巧みに蹴り込み、同35分には流れるようなパスワークからPA手前でボールを受けると、相手選手に囲まれながらも左足のシュートでネットを揺らして2点目。そして、同36分には右サイドから切れ込んで左足のシュートでゴールを陥れ、わずか6分間でハットトリックを達成した。

 さらに後半42分には、PA内のこぼれ球に反応したMFハービー・エリオットが蹴り込み、リバプールが7-1で大勝した。一方、敗れたレンジャーズのGL敗退が決定した。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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