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散々な今季CLを終えたユベントス、複数の不名誉記録樹立…GS6戦5敗や失点数などクラブワーストに

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ユベントス

 ユベントスは今シーズンのUEFAチャンピオンズリーグで複数の不名誉な記録を打ち立てた。

 近年著しい低迷の続くユベントス。セリエAで中位に沈む同クラブは、UEFAチャンピオンズリーグで3シーズン連続でラウンド16敗退の憂き目に遭っていたが、今シーズンはさらにひどい結果を残すことになってしまった。

 パリSG、ベンフィカ、マッカビ・ハイファとともにグループHに入ったユベントス。当初はPSGとともに首位を争うことが予想されていたが、初戦でフランス王者に敗れると、次節ではホームでベンフィカに1-2のまさかの逆転負けを喫する。マッカビ・ハイファに勝利し、望みを繋いで折り返したが、グループステージ最後の3試合はさらにひどいものに。

 敵地でマッカビ・ハイファに0-2のまさかの黒星を喫すると、ベンフィカに3-4、PSGにホームで1-2で敗れて3連敗。1勝5敗として得失点差で辛うじて3位を確保し、UEFAヨーロッパリーグのノックアウトステージプレーオフ出場権を獲得した。

 6試合を通して良いところのないまま今シーズンのUEFAチャンピオンズリーグを終えたユベントスだが、複数の不本意な記録を樹立。まず、グループステージ6戦5敗、勝ち点3はクラブ史上初の事態で、UEFAチャンピオンズリーグだけではなく、過去の全ヨーロッパカップ戦で経験したことのないものに。

 またユベントスにとって1シーズンのヨーロッパカップ戦で13失点はクラブワースト記録。全試合で失点したことは2013-14シーズン(レアル・マドリー、ガラタサライに屈してグループ3位)以来、史上2度目となったようだ。

 ユベントスをさらに辱める事態にしたのは、同クラブを除くセリエA3チームがラウンド16進出を決めたこと。ナポリは難しいグループを首位で通過し、インテルも1試合を残して“死の組”を2位通過。ミランは最終節の直接対決を制して9年ぶりのノックアウトステージ進出を決めていた。

 クラブ史に残る不名誉な記録を打ち立ててしまったマッシミリアーノ・アッレグリ監督は、試合後に「我々はチャンピオンズリーグの6試合で5敗した。グループを通過しないのにふさわしい結果だ。ユーベは、3月にヨーロッパのベストたちと戦わなくてはいけない。UEFAヨーロッパリーグにこの怒りをぶつけたい」と語っていた。

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