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ミランが16季ぶりにCL準決勝へ! ジルー弾で先制、ナポリの猛攻もGKメニャンが守り切る

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FWオリビエ・ジルー

[4.18 欧州CL準々決勝第2戦 ナポリ 1-1 ミラン]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は18日、準々決勝第2戦を行った。ナポリ(イタリア)とミラン(イタリア)の対戦は1-1のドロー。だが、2試合合計でミランが2-1の勝利を飾る。優勝した2006-07シーズン以来の準決勝進出となった。

 第1戦で勝利を収め、16シーズンぶりの準決勝進出に王手をかけたミラン。FWズラタン・イブラヒモビッチを欠くものの、盤石なメンバーで勝利を目指す。一方、ナポリは第1戦で退場したMFアンドレ・フランク・ザンボ・アンギサと、累積警告のMFキム・ミンジェが出場停止に。FWジョバンニ・シメオネも負傷で不在となるが、FWビクター・オシメンが復帰した。

 序盤からミランが攻勢を強め、前半21分にはPKを獲得する。だが、キッカーを務めたFWオリビエ・ジルーのシュートはGKアレックス・メレトの好セーブに阻まれた。同28分には再びジルーがPA中央からシュートを放つが、またしてもメレトに止められた。

 勢いに乗りたいナポリだが、前半34分にアクシデント。FWマッテオ・ポリターノとDFマリオ・ルイが同タイミングで負傷し、プレー続行不可能になる。DFマティアス・オリベラとFWイルビング・ロサノが投入された。

 前半43分、ミランが均衡を破る。中盤でボールを持ったFWラファエル・レオンがドリブルを仕掛ける。3人をかわしながらPA左から折り返すと、最後はジルーがダイレクト。3度目の正直を決め切り、第2戦の先制ゴールを奪った。

 前半はミランが1-0で折り返す。2試合合計でも2-0と点差を広げた。ナポリは後半からFWフビチャ・クバラツヘリアやロサノを中心に敵陣からシュート。しかしゴール枠内を捉えられず、1点を返せない。後半35分には相手のハンドでPK獲得。だが、クバラツヘリアのシュートはGKマイク・メニャンに阻まれた。

 ナポリは後半アディショナルタイムにオシメンが意地のヘディングシュートで1点を返す。しかし時間は足りずに試合終了となった。

 1-1のドローとなったが、ミランが2試合合計2-1で16シーズンぶりの準決勝に駒を進めた。

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