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大チャンスで相手DFが負傷…FWの決断にクラブ側も賞賛「100万点のフェアプレー」

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100万点のフェアプレー

 ノルウェーリーグ1部で起きたフェアプレー事案に世界中から注目が集まっている。

 話題のシーンは16日に行われたオッドBKとSKブランの前半20分ごろに発生した。SKブランがロングフィードでカウンターを狙うと、FWバード・フィンが反応。これをオッドBKのDFソンドレ・ソルホルムが追走する。ソルホルムの方がボールに近く見えたためチャンスにはならないように見えたが、アクシデントが発生した。ソルホルムが左足を痛めて走れなくなってしまったのだ。その結果、ボールの近くにいるのはフィン1人だけ。GKと1対1の大チャンスと思われた。

 しかし、フィンは得点ではなくスポーツマンシップを優先した。ソルホルムの負傷を感じ取ると、迷いなくプレーをやめてボールを外に蹴り出したのだ。ソルホルムは治療を受けるも負傷交代に。フェアプレー精神を示したSKブランだったが、試合には0-2で敗れている。

 一連の事象を見たサッカーファンからは「素晴らしいスポーツマンシップ」「非常に良い振る舞いだ」など称賛のコメントが相次いでいる。また、SKブランはクラブ公式ツイッター(@skbrann)で「バード・フィンはこの試合で得点しなかったけれど、100万点のフェアプレーポイントを記録した!」と記載して当該シーンを紹介している。

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