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マンCに大敗で連覇逃す…レアルのアンチェロッティ監督「昨年は私たちが勝ったが、今年は彼らの番だった」

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試合を振り返ったカルロ・アンチェロッティ監督

 レアル・マドリーは17日、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準決勝第2戦でマンチェスター・シティに0-4で敗れ、2戦合計1-5でベスト4敗退となった。カルロ・アンチェロッティ監督のコメントをスペイン『アス』が伝えている。

 昨季準決勝の同カードでは、レアルが本拠地サンティアゴ・ベルナベウで大逆転劇を演じ、そのままの勢いで大会制覇を果たした。しかし、ホームとアウェーの順番を入れ替えた今回は本拠地での第1戦を1-1で終えると、第2戦では敵地で0-4の大敗。奇跡は起きず、連覇を逃した。

 アンチェロッティ監督は試合直後、スペインの放送局『モビスター』のインタビューに応じ、次のようにゲームを振り返っている。

「相手の方が良いプレーをしていたし、勝利に値した。序盤からプレッシャーをかけられ、それが効果的に働いてしまった。私たちが後ろからプレーするのが難しくなり、先制された。それ以降、試合を振り出しに戻すのは難しかった。後半もトライしてみたが……うまくいかなかった」

「今、試合を評価しても意味がない。痛い敗戦だ、本当に痛い。でも、それは起こりうることだ。チャンピオンズリーグ準決勝で強い相手と対戦し、相手が自分たちよりいいプレーをして敗退した。それだけだ。でも、そこから学び、来季のチャンピオンズリーグに向けてチームをより良くしていきたい」

「我々よりも良いプレーをしたので、彼(ジョゼップ・グアルディオラ監督)を祝福したよ。昨年は私たちが彼らを倒したが……今年は彼らの番だった。スポーツの世界ではそういうことがある。時には負けることもある」

 その後、アンチェロッティ監督は公式記者会見に出席し、改めてシティの強さに対して称賛の言葉を送った。

「我々は勝利に値する相手と対戦した。彼らはリードを奪い、そこから積み重ねて決勝に進出した。昨年、私たちが彼らより優れていたように、今日は彼らが私たちより優れていた」

「今日は彼らが我々より優れていたので、勝利に値した。彼らこそ決勝に進出するにふさわしい」

 スペイン国内ではコパ・デル・レイこそ制したものの、ラ・リーガとスペインスーパーカップでは宿敵バルセロナに優勝を許した。

 レアル指揮官は今季について「いいシーズンだったと思う。まだ残りの試合もあるが、いいシーズンだった。チャンピオンズリーグ準決勝に進出するのは4チームしかできないことなので、成功だと思う。準決勝で負けることもある」と語り、今後に向けて「このチームは昨年、準決勝でシティを破った。今年は彼らの方が我々より優れていた。今回と同じように、次のチャンピオンズリーグに集中している」と話した。

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