beacon

数的優位に立ったラツィオ、インモービレPK弾でバイエルンに先勝…鎌田は後半途中出場

このエントリーをはてなブックマークに追加

先制点を奪ったFWチーロ・インモービレ

[2.14 欧州CL決勝T1回戦第1戦 ラツィオ 1-0 バイエルン]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は14日、決勝トーナメント1回戦第1戦2日目を行い、MF鎌田大地が所属するラツィオ(イタリア)がバイエルン(ドイツ)をホームに迎え、1-0の完封勝利を収めた。バイエルンのホームで開催される第2戦は3月5日に行われる。

 グループEを2位通過したラツィオとグループAを首位通過したバイエルンによる一戦。鎌田はベンチスタートとなった。

 立ち上がりからアウェーのバイエルンがボールを保持する展開となり、MFヨシュア・キミッヒやFWハリー・ケインがフィニッシュまで持ち込む場面を作り出す。集中力の高い守備でバイエルン攻撃をはね返すラツィオは前半21分、MFルイス・アルベルトがミドルレンジから狙うが枠を捉え切れなかった。

 押し込む時間帯を増やすバイエルンは31分、ケイン、MFレオン・ゴレツカ、FWトーマス・ミュラーが絡んだトリックFKから最後はFWレロイ・サネが左足の鋭いシュート。さらに40分には流れるようなパスワークからMFジャマル・ムシアラがフィニッシュに持ち込む。しかし、ともにネットを揺らすには至らずに0-0のまま前半終了を迎えた。

 後半開始直後の3分にはラツィオが決定機を創出する。敵陣でのボール奪取を成功させたL・アルベルトが巧みなターンで前を向き、前線へパスを供給。抜け出したFWグスタフ・イサクセンがPA内でフリーになるが、シュートは距離を詰めたGKマヌエル・ノイアーに阻まれてしまった。

 一進一退の攻防が続く中、22分にラツィオがカウンターを発動。MFフェリペ・アンデルソンがボールを運び、左のFWチーロ・インモービレへ。粘ってPA内に侵入したインモービレの突破は阻まれるも、こぼれ球に反応したイサクセンがDFダヨ・ウパメカノのファウルを誘い、ラツィオがPKを獲得。さらに、このプレーでウパメカノが一発退場となり、バイエルンは数的不利に陥った。そして、このPKをインモービレが冷静に蹴り込み、ホームのラツィオが先制に成功した。

 36分にはラツィオベンチが動き、L・アルベルトに代わって鎌田がピッチへと送り込まれ、左インサイドハーフの位置に入った。その後ラツィオに追加点こそ生まれなかったものの、10人となったバイエルンの反撃を許さずに逃げ切り、1-0で先勝した。

●チャンピオンズリーグ(CL)23-24特集
▶久保のソシエダはパリSGと対戦!CL・EL決勝トーナメント全試合見るならWOWOWで!

データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

TOP