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オシメン&レバンドフスキの両エース揃い踏み!! CLナポリvsバルセロナは第1戦ドロー

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先制点のバルセロナFWロベルト・レバンドフスキ

[2.21 欧州CL決勝T1回戦 ナポリ 1-1 バルセロナ]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は21日、決勝トーナメント1回戦第1戦を行い、ナポリ(イタリア)対バルセロナ(スペイン)は1-1で引き分けた。後半15分にFWロベルト・レバンドフスキが股抜きシュートを決め、バルセロナが先制したが、同30分にナポリのFWビクター・オシメンも決めて同点。3月12日にバルセロナのホームで行われる第2戦で決着をつける形となった。

 試合は立ち上がりからバルセロナが優勢を保った。攻撃の中心を担ったのは右ウイングの16歳FWラミネ・ヤマル。相手の守備ブロックの外でボールを受けると、鋭いカットインからバイタルエリアを攻め込み、カットインシュートを次々に放った。一方、スロバキア代表と兼任でフランチェスコ・カルツォーナ新監督が初陣のナポリは左ウイングのFWフビチャ・クバラツヘリアにパスが入っても、相手守備陣に脅威を与えられず、両攻撃陣で明暗が分かれた。

 バルセロナは前半22分、DFジョアン・カンセロとのパス交換からレバンドフスキが強烈なシュートを狙うも、GKアレックス・メレトがファインセーブ。直後にはMFイルカイ・ギュンドアンのミドルシュートもメレトに阻まれた。その後はナポリが盛り返し、DFジョバンニ・ディ・ロレンツォの攻撃参加で厚みを作ったが、スコアレスのままハーフタイムを迎えた。

 後半もバルセロナがペースを掴むと、4分、右サイドを駆け上がったヤマルの折り返しにギュンドアンが反応。だが、右足シュートはメレトの正面を突いた。それでも同15分、立て続けの縦パスでゴール前に攻め込み、MFペドリの股抜きパスをレバンドフスキがトラップ。冷静に右足を鋭く振ると、相手DFの股を通してゴール左隅に突き刺し、先制に成功した。

 さらにバルセロナは後半21分、冷静なボール保持からペドリがボレーでミドルシュートを狙い、メレトを再び強襲。先制しても攻撃の手を緩めない。それでも同30分、ナポリはMFアンドレ・フランク・ザンボ・アンギサがエリア内に縦パスを入れると、受けたオシメンが力強いターンで相手DFを制圧。最後は右足で冷静に決め、こちらもエースが結果を出した。

 その後はナポリが勢いを強め、後半40分には右CKからザンボ・アンギサが決定的なヘディングシュート。だがこれが枠を外れると、その後はバルセロナのカウンター攻撃も不発に終わり、1-1のままタイムアップを迎えた。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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