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久保建英が欧州CL前日会見に初登場「全てのことは可能」パリSG戦0-2から逆転なるか

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MF久保建英

 ソシエダの日本代表MF久保建英が4日、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)決勝トーナメント1回戦第2戦・パリSG戦の前日公式会見に出席した。第1戦で負った2点ビハインドからの逆転が求められる中、「CLでヨーロッパで最も素晴らしいクラブの一つと競うには、ベストのラ・レアルが必要になる。ただの1試合ではない」と意気込みを語った。

 ソシエダは敵地で行われた第1戦に0-2で敗戦。前半は数多くのチャンスを作り、ほぼ一方的な展開に持ち込んだものの決め切れず、後半にセットプレーと速攻で失点を重ねた。久保はホームでの第2戦に向けて「ラ・レアルが良い時と何かが欠けている時との違いはフィールドのラスト4分の1でのプレーをうまくやること」と決定力に焦点を当てた。

 2点ビハインドを覆すのは難しいという見方には「考えるのは自由だ」としながらも「意欲と熱意がある限り、全てのことは可能だ」と久保。「僕だけじゃなく、ここにいるほとんどの人がヨーロッパの偉大なチームとホームで戦うことを夢見てきた。そしてこれがCLで最後の試合にならないことを願おう」と力を込めた。

 久保は2日に行われたラ・リーガ前節セビージャ戦(●2-3)はベンチスタートで出番なし。アジアカップ後は6試合フル稼働が続いていたが、ようやく休養が与えられた。久保は「セビージャ戦でプレーしていたら疲れていると言えるかもしれないが、ローテーションしたので言い訳できない。ベストな自分を見せなければならない」と覚悟を示した。

 なお、久保にとってはこれが欧州CLでの初会見。それでも第1戦のCKでマッチアップし、失点を献上したFWキリアン・ムバッペの話題を「相手チームを気にしてここにいるわけではない。ホームであまり勝てていないので勝ってファンに全てを捧げたい」とさらりとかわすなど、堂々と振る舞った。

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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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