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アーセナルが14シーズンぶりのCLベスト8! 第1戦敗戦もトロサール同点弾、延長PK戦の末にポルトを下す

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FWレアンドロ・トロサール

[3.12 欧州CL決勝トーナメント1回戦第2戦 アーセナル 1-1(PK4-2)ポルト]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は12日に決勝トーナメント1回戦第2戦を行った。DF冨安健洋が所属するアーセナルはホームでポルトと対戦。アーセナルが1-0で90分を終え、2試合合計1-1で延長戦へ。120分でも決着がつかず、アーセナルがPK戦の末に4-2で14シーズンぶりの準々決勝に進出した。冨安はベンチ入りしたが、出場はなかった。

 第1戦はポルトが終了間際のゴールで勝利を収めた。2試合合計で追いつくためにも、アーセナルはゴールが必要。序盤から果敢に敵陣に迫ると、前半41分に均衡を破る。

 MFマルティン・ウーデゴーアのスルーパスに反応したFWレアンドロ・トロサールがPA左に進入。相手のブロックを抜け出し、PA左から右足を一閃してゴール右隅に突き刺す。先制点を奪取し、2試合合計で1-1と追いついてみせた。

 前半を1-0で折り返したアーセナルは、後半も攻勢を強める。後半22分にはFWカイ・ハバーツが敵陣に入り込み、GKディオゴ・コスタら守備陣と交錯。こぼれ球をウーデゴーアがループシュートで流し込んだ。しかし、ハバーツのプレーでファウルが認められてノーゴールの判定。アーセナルは逆転とはならない。

 直後にはポルトも猛反撃を仕掛け、試合はオープンな展開へ。アーセナルは後半38分にようやく交代カードを切る。MFジョルジーニョを下げ、FWガブリエル・ジェズスが出場。ジェズスは連続でシュートを放ち、アーセナルに勢いを与えていく。

 ポルトも後半41分にDFホルヘ・サンチェス、43分にはFWメフディ・タレミを投入。試合はそのまま90分が終了し、2試合合計1-1のため延長戦に突入した。

 両チームともに延長戦からは冷静に試合を運ぶ。アーセナルは延長後半からトロサールとDFヤクブ・キビオルを下げ、FWエディ・エンケティアとDFオレクサンドル・ジンチェンコを出場させた。延長30分でも勝敗はつかずにPK戦に突入した。

 PK戦はアーセナルGKダビド・ラヤがポルトの2人目、4人目を阻む。4-2で制し、14シーズンぶりの欧州CLベスト8入りを決めた。

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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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