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ドルトムントが11季ぶりCL4強入り!! 逆転に次ぐ逆転、さらに逆転のシーソーゲームでアトレティコ撃破

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ドルトムントが準決勝へ

[4.16 欧州CL準々決勝第2戦 ドルトムント 4-2 アトレティコ・マドリー]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は16日に準々決勝第2戦1日目を開催した。ドルトムントアトレティコ・マドリーに4-2で勝利し、2戦合計5-4で準決勝に駒を進めた。ドルトムントは11シーズンぶりの4強入りとなる。

 第1戦はA・マドリーが2-1で制したこの対戦。第2戦は序盤から両チームがゴールに迫る。前半3分、ドルトムントはカウンターからDFイアン・マートセンのクロスがゴール前で待つMFマルセル・ザビッツァーに繋がる。ザビッツァーはトラップからシュートを放つも、DFセサル・アスピリクエタのスライディングブロックに遭った。ピンチを凌いだA・マドリーは直後の同5分、FWアルバロ・モラタが独走してGKグレゴール・コベルと1対1になるが、ループシュートは枠を捉えられなかった。

 両チームともに最初の決定機を活かせなかったが、前半34分にスコアが動く。DFマッツ・フンメルスのパスでMFユリアン・ブラントがディフェンスラインの背後に抜け出すと左足を振り抜き、ドルトムントを2戦合計タイスコアに戻すゴールを決めた。勢いづくドルトムントは同39分、マートセンが左サイドでザビッツァーからの落としを受け、ペナルティーエリア内に侵入。そのままシュートを打ってゴールネットに突き刺し、あっという間に逆転に成功した。

 A・マドリーは2戦合計2-3のビハインドで迎える後半、スタートからMFパブロ・バリオス、MFロドリゴ・リケルメ、FWアンヘル・コレアを投入する3枚替えを実施。すると後半4分、左からのCKをファーサイドでDFマリオ・エルモソが合わせると、ボールはフンメルスの伸ばした足に当たってゴールイン。記録はオウンゴールとなり、2戦合計3-3で再び両チームが並んだ。続く同13分にはA・コレアが抜け出してシュートするも、枠の右に外れた。

 それでも後半19分、A・マドリーはA・コレアがマイナス方向に送ったボールをリケルメがシュートする。これはコベルのセーブに遭うが、A・コレアがこぼれ球をシュート。これもドルトムント守備陣のブロックで防がれるも、A・コレアが再びシュートを打って遂にゴールネットを揺らした。第2戦のスコアは2-2、2試合合計4-3で再びA・マドリーが前に出た。

 ドルトムントは追いかける展開になったが、ホームサポーターの声援を受けながらすぐに取り返す。後半26分、左からのクロスをFWニクラス・フュルクルクが頭で合わせると、ボールはファーサイドのゴールネットを揺らして振り出しに戻した。フュルクルクは公式戦10試合ぶりのゴールが貴重な同点弾となった。さらに同29分、PA付近でこぼれ球を拾ったザビッツァーが強烈な左足シュートを叩き込む。これで2試合合計5-4となり、ドルトムントが再び前に出た。

 ドルトムントはその後もチャンスを作るが、GKヤン・オブラクの好セーブに阻まれる。それでも失点は許さず、第2戦を4-2で制すと2戦合計5-4でA・マドリーを下した。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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