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チェルシー、バルセロナでプレーしたOBが準決勝を予想

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 24日にUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)第2戦が、バルセロナの本拠地カンプ・ノウで行われる。第1戦ではチェルシーがバルセロナの猛攻を凌ぎ切り、1-0で勝利。大会連覇を目指すバルセロナはアウェーゴールを挙げられないまま、90分を終えた。

 この大一番を前に、かつてチェルシーとバルセロナの両クラブでプレーし、現在ギリシャのAEKアテネFCに所属するFWエイドゥル・グジョンセンは、自身の予想を語った。

「ホームで守り切ったチェルシーは、大きな希望を持つことができる。確かに運に助けられた場面もあったけど、彼らはバルセロナにも勝てると信じて戦っていたよ」と、アイスランド代表のFWはBBCに語った。

 第2戦を引き分ければ、チェルシーは07-08シーズン以来となる2度目の決勝進出を果たすことができる。「スタンフォードブリッジでは非常に組織的なプレーを見せた。バルセロナにプレーするスペースをほとんど与えなかった。それを再び90分、カンプ・ノウでやらなければいけないね。非常に難しいタスクだけど、1度できたことは大きな自信になるはずだよ」とグジョンセンは語る。

 ホームでは圧倒的な強さを誇るバルセロナだが、21日に行われたクラシコではR・マドリーに1-2で敗れた。しかし、それまではホームでの30試合で27勝を挙げ、105得点18失点と、驚異的な強さを見せている。準決勝には9万9000人の観客でスタンドが埋めることが予想される。かつて、その大観衆の後押しを受けてプレーしたグジョンセンは、「素晴らしい夜になるだろう」と言う。

「スタジアムに集まるファンは、こういうときに本当にチームを支えてくれるんだ。同時に楽しませてくれという要求も厳しいよ。特にリーグ戦ではね。でも、チームに助けが必要なとき、選手にとってあれほど心強い存在は他にはない。間違いなく、スペクタクルな雰囲気になるよ」

 ロベルト・ディ・マッテオ監督の経験不足は不安にならないかと問われると、グジョンセンは、彼は暫定監督ではなく、正式に監督に就任してもいいくらいだと語った。「FAカップで決勝に進出して、欧州CLでも準決勝まで勝ち進んだ。現在、すべてがうまくいっていると思うよ。いくつか勇敢な決断を下したし、それがうまくいっている。思ったことを実行し、それが良い方向に向かっていると思うよ」

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