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[EL]長友温存のインテルは後半失速も今大会初勝利飾る

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 ヨーロッパリーグ(EL)は4日、欧州各地で第2節を行った。日本代表DF長友佑都の所属するH組のインテル(イタリア)は、アウェーでネフチ(アゼルバイジャン)と対戦し、3-1で勝利した。初戦を終了間際の長友の劇的ボレーでルビン・カザン(ロシア)と引き分けていたインテルはEL初勝利を飾った。ベンチスタートとなった長友は今季初めて出番がなかった。

 週末のリーグ戦でミランとのミラノダービーを控えるインテルは、スターティングメンバーを大幅に変えてこの一戦に臨んだ。連続出場の続く長友も、8月23日のELプレーオフ・バスルイ戦以来、公式戦9戦ぶりのベンチスタートとなった。

 実力に勝るインテルは序盤から得点を重ねる。前半10分にMFグアリンからのクロスをMFコウチーニョがヒールで流し込み先制点を奪う。30分には再びグアリンからのクロスを、走りこんだMFオビが左足で合わせて難なく追加点を決める。さらに前半終了間際の42分にはFWリバヤが押し込み、3点リードで前半を折り返した。

 だがインテルは後半、ペースが少し落ちてしまう。すると8分、MFジュリウス・ウォベイのシュート性のラストパスをFWニコラス・カナレスが押し込んで、ネフチが1点を返した。ネフチはチーム待望のEL初得点となった。しかしその後はお互い決定力を欠く。後半はゴールネットを揺らすことは出来なかったインテルだが、このまま逃げ切り、今大会初勝利を手にしている。


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