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[EL]田中順也が途中出場でELデビューも…S・リスボンは敵地で零封負け

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[2.19 EL決勝トーナメント第1戦1回戦 ボルフスブルク2-0S・リスボン]

 ヨーロッパリーグ(EL)は19日、各地で決勝トーナメント第1戦1回戦を行った。FW田中順也の所属するスポルティング・リスボン(ポルトガル)は敵地でボルフスブルク(ドイツ)と対戦し、0-2で敗れた。ベンチスタートとなった田中は後半35分から途中出場でELデビューを果たしたが、得点に絡むことはできなかった。

 お互いに慎重な入りを見せていたが、ブンデスリーガで2位と好調のボルフスブルクが、今冬加入のMFアンドレ・シュールレ、MFケビン・デ・ブライネが積極的にシュートを放ち、徐々に流れを引き寄せる。一方のS・リスボンは前半34分にカウンターから決定機。FWナニのロングパスに抜け出したFWアンドレ・カリージョがGKと1対1の状況から右足シュートを放ったが、わずかに左へと外れ、スコアレスで前半を終えた。

 前半終了間際にMFアーロン・フントが負傷交代を強いられるアクシデントが発生したボルフスブルクだったが、後半立ち上がりから攻勢に出ると同1分に先制に成功する。ハーフェーライン付近でDFナウドがインターセプトからドリブルで攻め上がり、スルーパス。これに反応したFWバス・ドストが右足で流し込み、試合を動かした。

 さらにボルフスブルクは後半18分、左サイドからデ・ブルイネがGKとDFの間に放り込んだグラウンダーのクロスをドストが右足で押し込み、2-0と突き放す。同24分にもポジションを逆サイドに変えていたデ・ブルイネの折り返しからドストが右足シュートを放つもGKルイ・パトリシオの好セーブに防がれた。

 追う展開のS・リスボンは、後半35分に田中とMFアンドレ・マルティンスを同時投入し、攻勢を強めたが、アウェーゴールを奪うに至らず、結局、試合は0-2のまま終了。S・リスボンは26日にホームで行われる第2戦で決勝トーナメント2回戦進出を目指す。

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