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エメリ、ミラン新監督就任の噂にもELへの集中を強調 「私は未来ではなく現在に生きている」

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 セビージャウナイ・エメリ監督は、来シーズンのミランの新監督候補として名前を挙げられながらも、7日に行われるヨーロッパリーグ(EL)準決勝ファーストレグのフィオレンティーナ戦だけに集中する姿勢を強調している。

 今季セリエAで低迷するミランは、フィリッポ・インザーギ監督の後任候補の一人としてエメリ監督の招へいに動いているのではないかと先日報じられた。

 フィオレンティーナ戦に向けた6日の会見で、エメリ監督はイタリアからの誘いの噂について次のように述べた。スペイン『マルカ』などが伝えている。

「私はセビージャで非常に満足している。誰もが今いる場所で評価されたいものだ。今はフィオレンティーナのことと、自分がセビージャで素晴らしい道のりを歩んできたことだけを考えている」

「今の我々がしている以外のことのためにエネルギーを消費したいとは思っていない。私は未来に生きているのではなく、現在に生きている。現在とはセビージャであり、明日の試合だ」

 昨季EL王者として2年連続の決勝進出を狙うセビージャだが、必ずしも優位が約束されているわけではないとエメリ監督は語る。

「前回王者だから有利ということはない。瞬間ごとに異なるものだからだ。今の瞬間は、新たな歴史をつくれるという意味で両チームにとって特別なものだ。過去数年で3度優勝していることもアドバンテージにはならない」

「多くの点で非常によく似た2チームであり、どちらもこの大会の優勝を望んでいる。180分間の勝負になるが、1分ごとに良い仕事をすることがきわめて重要になってくるだろう」

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