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[EL]客観的には「10~15%の可能性」 奇跡の逆転EL決勝進出を目指すモンテッラ

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 フィオレンティーナは14日、ヨーロッパリーグ(EL)準決勝セカンドレグでセビージャとホームで対戦する。ビンチェンツォ・モンテッラ監督は逆転が難しいことを認めつつ、不可能ではないと語った。

 敵地でのファーストレグで0-3と敗れたフィオレンティーナだけに、決勝進出はかなり難しいとみられている。だが、モンテッラ監督は前日会見で次のように語った。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えている。

「死に物狂いで戦うよ。客観的に見れば、決勝進出の可能性は非常に小さい。10~15%というところだ。だが、我々は最後まで戦いたいと思っている。誇りと尊厳が必要だ。もちろん、ゴールを決めなければいけないし、失点してはいけない。運も必要だ。だが、決勝にたどり着くには、たどり着こうという思いが必要だ」

「大事なのは、バランスを保ちながら戦うことだ。序盤で得点を挙げなければいけないわけじゃない。前半終盤や後半立ち上がりでも構わないんだ。相手が退場者を出すかもしれないし、オウンゴールやPKで我々がリードするかもしれない。大事なのは、リスクを冒さなければいけないと自覚しつつ、楽観的な気持ちを保ち、試合にしっかり踏みとどまることだよ。試合が近づくにつれ、逆転したいという意欲は大きくなっている」

 準決勝のもう一つのカード、ナポリとドニプロの対戦では、ファーストレグを1-1で終えたナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長が誤審を批判し、UEFAのミシェル・プラティニ会長がセビージャの優勝を望んでいると主張した。だが、モンテッラ監督は次のように述べている。

「私はそう思わない。審判のせいにするのは好きじゃないんだ。ファーストレグに関しては、我々も何かしら言うことができるがね。それぞれの意見というものがある。だが私は、審判が決定的になるとは思わない。フィオレンティーナは常にスポーツマンシップでミスを受け入れてきた。手痛い敗北に終わったときでもね」

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