beacon

EL初戦で黒星のローマ、モウリーニョ「最近はすべてが逆風」エリザベス女王に哀悼も

このエントリーをはてなブックマークに追加

ジョゼ・モウリーニョ監督

 ローマの指揮官ジョゼ・モウリーニョが8日のルドゴレツ戦終了後、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューに応じ、試合を振り返ったほか、エリザベス女王に哀悼の意を表した。

 昨シーズンのヨーロッパ・カンファレンスリーグ覇者のローマは8日、UEFAヨーロッパリーグ(EL)グループCの初戦でルドゴレツ(ブルガリア1部)と対戦。だが敵地で相手のゴールをこじ開けることができず、72分に先制点を奪われると、86分に途中出場のFWエルドール・ショムロドフのゴールで同点に追いついたが、直後に失点して1-2と敗れた。

 0-4と大敗を喫したリーグ戦のウディネーゼ戦に続く敗戦となったが、指揮官のモウリーニョは試合終了後、チームのパフォーマンスを振り返りつつ、ホームで行われるHJK(フィンランド1部)との次戦を見据えた。

「プレーが結果に反映されなかったって? 私も同じ印象を抱いている。最高の試合とは言えなかったが、勝利を収めるために十分なパフォーマンスであり、負けるような内容ではなかったはずだ。相手の先制点の前には、我々もチャンスがあった。だがその後、状況が難しくなった」

「それでも選手たちは素晴らしい反発心を見せてくれた。同点弾のチャンスを作ることもできたのだが、それからまたしても失点してしまった。最近の試合は、すべてが我々にとって逆風となっている。ただ、幸運なことにまだ5試合残っている。初戦で敗れたことによりプレッシャーを感じることになるが、次戦はホームで3ポイントを獲得しなければならない」

 最後に、昨年4月までトッテナムなどプレミアリーグのクラブで指導した経験を持つポルトガル人指揮官は、8日96歳で逝去した英国のエリザベス女王に哀悼の意を表した。

「とても残念だ。私はイギリスにおいて“外国人”ではない。私も家族も長年にわたって暮らしてきた場所で、私にとって“家”なんだ。極めて偉大な貴婦人に大きな尊敬の念を抱いている」

●ヨーロッパリーグ(EL)22-23特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP