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守田欠場のスポルティングがPK戦の末にELベスト8進出! アーセナル冨安は開始早々に負傷交代

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スポルティングがベスト8進出

[3.16 EL決勝T1回戦 アーセナル 1-1(PK3-5) スポルティング]

 UEFAヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント1回戦第2戦が16日に各地で行われた。エミレーツ・スタジアムで対戦したアーセナル(イングランド)とスポルティング(ポルトガル)は1-1で120分間を終え、2試合合計スコアは3-3。アウェーのスポルティングがPK戦を5-3で制し、ベスト8進出を果たした。

 9日にスポルティングのホームで開催された第1戦は2-2のドロー。今回はアーセナルDF冨安健洋が右サイドバックでスタメン出場した一方、スポルティングMF守田英正は出場停止で欠場となった。

 公式戦3試合ぶりの先発出場を果たした冨安だったが、前半5分にFWフランシスコ・トリンコンへの守備で足を滑らせて負傷。同7分に自陣でボールを持つ味方に合図を送って座り込み、そのまま同9分にDFベン・ホワイトと交代した。

 アーセナルはアクシデントに見舞われながらも前半19分に先制する。MFジョルジーニョのスルーパスからFWガブリエル・マルティネッリが左サイドを抜け出し、ペナルティエリア左から右足でシュート。GKアントニオ・アダンに止められるも、こぼれ球をMFグラニト・ジャカが左足で蹴り込んだ。

 しかし、後半17分にスポルティングが同点に追い付く。ボールを奪った流れから、敵陣センターサークル付近のMFペドロ・ゴンサウベスが右足で超ロングシュート。GKアーロン・ラムズデールの頭上を越えてゴールに吸い込まれた。

 その後、互いに勝ち越し点を挙げられず、試合は2戦合計3-3で延長戦へ。延長前半7分、相手のバックパスのミスを見逃さなかったFWレアンドロ・トロサールが決定機を迎えるが、右足のシュートはGKアダンに当たり、左ポストに嫌われた。

 延長後半もゴールへ迫り続けるアーセナル。しかし、好セーブを連発するGKアダンの牙城を崩せない。延長後半13分にはスポルティングMFマヌエル・ウガルテが2度目の警告で退場。両チームともスコアを動かせず、同点で120分間が終了した。

 PK戦では先攻のスポルティングが5人目まで全員が成功した一方、後攻のアーセナルは4人目で失敗。PK5-3でスポルティングが準々決勝に駒を進めた。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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