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[早スポ]早稲田大vs桐蔭横浜大 試合後の早稲田大コメント

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[早稲田スポーツ ゲキサカ版]
JR東日本カップ2013 第87回関東大学リーグ戦 4月28日 神奈川・Shounan BMW スタジアム平塚

早稲田大1-1桐蔭横浜大

 4月28日に行われた関東大学サッカーリーグ第4節。関東制覇を目標にかかげるワセダの相手は今年1部に昇格してきた桐蔭横浜大。前半に1点を奪われたワセダは後半にFW榎本大希(4年=横浜FMユース)がPKを決めて追いついたものの、逆転することはできず1-1の引き分けで試合を終えた。

以下、試合後の選手コメント

●DF三竿雄斗副将(4年=東京Vユース)
―昇格組相手に1-1の引き分けという結果をどのように捉えていますか
「勝ちたいという強い気持ちで臨んだ試合でした。その中で前半に先制点を取られてしまって、後半に同点に追いつくことはできたんですけど、その後試合が落ち着いてしまって…。追加点を取りにいく気持ちが足りなかったですし、残念でもったいない試合だったと思います」

―前半はワンチャンスを決められて、リードを許して終えましたが
「一瞬の集中力の欠如で相手にビッグチャンスを作られてしまって、それをしっかり決められてしまいました。一瞬の隙を作ってしまい、本当に悔いの残る失点でした」

―後半は反撃に転じ、60分に同点に追いつきました。後半の立ち上がりは上手く試合に入れた手応えはありましたか
「ハーフタイムにもっとやれるって話はしていたし、やらなきゃ後悔すると思ったので、後半の立ち上がりからエネルギーを持って試合に入ろうという意識はありました。PKかどうか微妙な判定だったとは思いますけど、同点に追いつくことはできて。でも流れの中から得点を取れなかったので、そこは大きな課題として残りました」

―流れの中から点が取れなかったという話が出ましたが、攻撃面のどこに問題があるのでしょうか
「自分自身もそうですけど、フィニッシュに繋がるプレーの質を上げていく必要があると感じています。アイデアが不足していたり、シュートへの持ち込み方ももっと練習しないといけないと思います。リーグ戦4試合で4点しか取れていないですし、このままの攻撃力では絶対にリーグ優勝できないです。チーム全体としての問題と考えて、とにかく一つ一つのプレーの質をあげていくことに尽きると思います」

―三竿選手自身も、センタリングの質などに課題を感じているということでしょうか
「そうですね。やっぱり自分が質の高いボールを上げられれば、中はしっかり合わせてくれると思うので。出し手である自分が、もっと良いボールを供給しないといけないと感じています」

―桐蔭横浜大の印象はいかがでしたか
「個人個人は上手い選手が揃っているなと思いました。ただ相手の8番の選手(山崎将)が中心選手だったと思うんですけど、その選手が抜けてからはペースを握れたました。怖さを感じる相手ではなかったし、勝ちきらないといけなかった試合だと改めて感じますね」

―次節の流経大戦の意気込みをお願いします
「きょうのことはしっかり切り替えて、また1週間で良い準備をして、次節から連戦になりますが勝ち点3を積み上げていきたいと思います」

●MF池西希(4年=浦和ユース)
―きょうの試合を振り返って
「勝たなきゃいけない試合で勝てなかったのはだめですし、個人としてもチームとしてももっともっと上手くならなくちゃいけないなと思いました。でもまだまだここからですし、下見てても仕方ないので次しっかり頑張りたいと思います」

―練習試合で1-4で敗れた相手でしたが
「昨年から練習試合で負けてる相手ですし、しっかりチャレンジャーとして臨もうとういうのをトレーニングやミーティングのなかで意識したので、相手を変にリスペクトし過ぎずに、でもチャレンジャーとして良い緊張感で試合に入れたと思ってます」

―相手のフォーメーション(4-1-4-1)からボランチの前で相手選手と密集することが多かったですが
「中盤の選手が多いのとそこの選手がドリブルやパスなど上手いので、その選手に自由にやらせないっていうのを意識してゲームに入ったんですけど、前半は少し下がり過ぎたというか良いポジションを取ろうとし過ぎました。ボールに対して向かっていく姿勢があまり無かったので後半はそこを意識して、しっかりボールに激しくいくワセダらしさというか、前に前にいって取って素早く仕掛けるサッカーが出来たんじゃないかと思います。ただそれが前半から出来てればなと思います」

―失点シーンを振り返って
「2回連続で球際のところで負けちゃったのでそれがすべてだと思いますし、もっと本気で止めるんだ、とかこの一瞬の勝負なんだというのを意識しないとこういうことが起きるんだというのを実感したので、明日からまたしっかり頑張ります」

―同点弾のPKを誘ったご自身のプレーに関していかがですか
「まああのプレーがPKだったかそうでないかと言えば僕は分かりませんしPKじゃなかったと思いますけど、なんとか勝ちたい、点を取りたいという気持ちが行動に移せたのは良かったですし、結果的にPKとなって追いつけたので良かったのではないかと思います。たださらに勝ちきるためにもさらに集中してプレーしなくちゃいけないと思いました」

―きょうはワセダらしい堅守速攻というよりボールを持つ時間が長かったですが
「持たされるというか、意図的にこちらにボールを持たせてうちの持ち味の速攻やダイナミックなアクションからの素早い切り替えっていうのが出来なかったので、ああいうちょっと引いてくる相手にも自分たちのサッカーをするための共通認識をトレーニングの中から持っていかなくちゃいけないですし、やっぱりトレーニングが大事なのでまたしっかりやっていきたいと思います」

―次節・流経大戦に向けて意気込みをお願いします
「2連勝したあと1回引き分けちゃったので、もう1回連勝のスタートに出来るように頑張りたいです。やってることは悪くないですし、次勝ってさらにその次が中1日で来るのでそれに向けてしっかり良い準備をしていきたいです」

FW片山瑛一(4年=川越高)
―きょうの試合の感想をお願いします
「前半の立ち上がりからやろうという意識の中で、少し前回と比べてエネルギーの部分であったりそういったところを出せなかった点が引き分けという結果に繋がってしまったと思うので、そういうところが反省点ですね」

―勝ち点1という結果をどう受け止められていますか
「1回1回の試合が勝負だと試合前に言っていて、勝ち点3というのを積み上げていかないと関東リーグ制覇が見えてこないなかで、1失点はやはり悔しいですし、個人的に勝ち点1というのは全然納得がいっていないですね」

―センタリングが上手く上がってこないときの攻撃のプランなどはありますか
「自分がもっと能動的になって引き出していけば、自分のところにボールが来ると思いますし、たとえ自分のところに来ないとしてもその次のボールを拾っていくというのはボランチ含め中盤の選手がらよくやってくれているので自分はもっとマイボールにできる時間などを増やしていければ攻撃にもっと厚みが出ると思います」

―片山選手にボールを集める戦術が相手チームのスカウティングによって阻まれることも増えてきました
「基本的には自分が負けないようにもっと強くならないといけないです。その中でFW同士の連携などをもっと高めて、裏であったり他のFWの動きだしをみて連動という部分で質を高めていければ、この先の上位校との戦いに対抗できていけると思いますし、得点をもっと生み出せていけると思います」

―桐蔭横浜大の印象はいかがでしたか
「パス回しがうまいですし、そういった中で前半に関してはなかなかコンパクトな位置ではめることができなかったので自分たちの思ったプレーがなかなかできなかったと思います。そういったパス回しが上手い相手だったり技術の上手い相手に対して90分間ワセダらしいサッカーを続けないと勝っていけないと思うので、そこをもっと修正していきたいです」

―次節にむけてコメントをお願いします
「上位の大学はどんどん勝っていて関東リーグ制覇にむけてもう勝ち点を落とせない試合が続くので 、次節は必ず勝って少しでも上に行けるようにしたいです」

●FW榎本大希(4年=横浜FMユース)
―きょうの引き分けをどのように受け止めていますか
「本当に勝ちたかったです。昨季から3連勝をしたことがなかったので、きょう勝って達成しようという気持ちで臨んだので残念ですね」

―勝ち切ることができなかった要因は何でしょうか
「相手よりもチャンスはあったと思いますし…。今すぐにはなんとも言えないところがありますけど、もったいなかったと思いますね」

―PKでの得点について
「PKを誰が蹴るかは決めていなかったんですけど、決められるかなと思って自信を持って蹴ったので入ってよかったです。昨季の4年生はPKを蹴りたがる人が多かったので譲っていたんですけど、今季はそんなにいないので決められるなら決めたいという気持ちで蹴りました」

―シーズン序盤から3戦連続のゴールとなりましたが、調子が良いという実感はありますか
「まあ悪くはないと思いますけど、もっと取っている選手は他のチームにもいるので貪欲に取っていかなければと思っています。きょうもチームが勝てていないので、もっと決めて勝利につなげられるようにしたいです」

―前半はサイドの選手を生かすようなプレーが目立つ印象を受けました
「僕が前を向いたときには相手が中に集結するので、貴司(MF近藤貴司、3年=三菱養和SCユース)が先手を取ってランニングしてというのは昨季から引き続きやっているパターンです。いつも仕掛けながら右サイドのスペースは意識しているので、あそこでチャンスを作れれば良いと思います」

―終盤は相手ディフェンスラインの裏にスペースができましたが、あのような場面で意識する点は
「時間がなくなってきて点を取りたいというときには僕が裏を狙うというか、ゴールに直結した動きを増やしていこうというのは意識しています」

―きょうは相手を崩し切って得点することができませんでしたが、今後は何が必要になってくるでしょうか
「うーん…どうですかね。前半は裏への積極的な動きが少なかったというのがあったと思います。後半はそれを修正してある程度チャンスは作れていたんじゃないかなとは思うんですけど、決まらなかったですね。これから相手にリトリートされたりビハインドの場面で引かれたりする場面もあると思うので、その中でも効果的に攻められるように、特にサイドを使った攻撃を意識してやっていきたいです」

―前線や中盤でのプレッシングは昨季以上に徹底されているような印象を受けるのですが、いかがでしょうか
「まあそう言ってもらえるのはうれしいですけど、昨季からやっていることは変わらないというか、同じことをやっているという意識が強いです。そういう印象を持ってもらえるのであれば全体のレベルが上がっているのかなとも思いますね」

―次週は連戦となります
「次の週もそうですしその後も短期間で集中して行われてくるので、もう1度連勝へのスタートを切れるように、優勝へ向けて喰らい付いていきたいです」

●GK松澤香輝(3年=流通経済大柏高)
―きょうの試合を振り返って
「3連勝をしたかったですし、個人としてもチームとしても悔いの残るゲームでした。個人的にも全体としてミスが多かったですし、チームとしても決めきるところで決められなくて、やられてはいけない場面でやられてしまったという、ミスが重なったから勝てなかったと思います」

―失点シーンを振り返って
「(CB2枚が交わされて)あそこで取りきれなかったから逆サイドがフリーになってしまい、相手のフリーの選手に決められてしまったのですが、最後(パスを)出される前にもボールを取りきらなければならなかったですし、あそこで出された時点で完全に失点という場面だったので、ああいったところでしっかり守りきらなければならないなと思います」

―GKからのキックではFW片山瑛一選手(4年=川越高)を狙うシーンが多いようですが
「片山くんをターゲットにすれば、背もあるので、そこで競り勝ってくれるだろうなというのはいつも思ってやっています。基本的に大希くん(FW榎本大希、4年=横浜FMユース)にボールを渡すよりは、片山くんの高さを活かしたというか、胸にボールを蹴ることで相手もそこに対して対応しづらいですし、片山くんもキープできたりヘディングで競り勝ったりできるので、あえて片山くんを目掛けて蹴っています」

―最近は低い弾道のキックも多用しています
「前にスペースがあるときは、片山くんの足元にボールが行けば相手もそこに対してプレッシャーをかけにくいですし、片山くんが背負った前のところに貴司(MF近藤貴司、3年=三菱養和SCユース)がいたので、そこに蹴れば2対1でフリーでボールを回すこともできるので、ああいったところに狙ってボールを蹴っています」

―ボールを持ったら片山選手を探すということですか
「左で持ったら洋史(MF近藤洋史、3年=名古屋グランパスU-18)もいて、洋史も僕のパントキックを失わずにキープできます。基本的に片山くんの近くに選手がいるようにしているので、片山くんがプレッシャーをかけられたとしてもすぐに味方の選手に蹴れるようにしています」

―GKながら攻撃の起点になっています
「やはりGKも攻撃の起点にならなければいけないですし、起点になることでGKからのキックでビックチャンスや得点になるケースも多いと思います。自分のキックでチャンスを作れれば良いなと思ってやっているので、そういったところは意識してやっていきたいと思います」

―次節、たつのこフィールドで流経大との試合が控えています
「たつのこで流経大とやるということを考えると、去年の第20節(△2-2)で流経大と当たっています。そこでは勝ちきれなかったのであまり良い思い出はありませんが、個人的にも流経大は絶対負けたくない相手なので、苦手意識とか全部捨てて、チャレンジャー精神でしっかり臨んで勝ちたいと思います」

●MF近藤洋史(3年=名古屋U18)
―きょうの試合は1-1の引き分けでした。振り返って
「試合の入りが良くなくて、それを個人としてもチーム全体としても分かっていたと思うんですけど、そこで修正できずに失点してしまったのが悔やまれます」

―昇格組の桐蔭横浜大ということでしたが、相手は後方からパスを繋ぎ、ボールを大事にする場面が多くありました。そこはいかがでしたか
「なかなかファーストディフェンダーが決まらずに相手に上手く回されたり、というよりはこっちが上手くプレッシャーをかけれなかったというのがありました。開始からいこうという意識はチーム全体であったんですけど、ファーストディフェンダーが強くいけずに、少し相手に良いようにやられたかなと思います」

―前半はビハインドで終えましたが、後半に向けてハーフタイムではどのようなゲームプランを考えていましたか
「前半はそんなに良くなかったですけど、自分たちの力はこんなもんじゃないというのはありましたかし、もっともっと出来るというのがあったので、後半絶対逆転してやろうという気持ちで臨みました」

―後半は前半に比べると高い位置でボールを奪え、そこからチャンスも作りましたがいかがでしたか
「前半の反省もあったので、しっかりエネルギーを出して前からプレッシャーにいくところと奪ってから速くというところを意識していました。相手に圧力をかけていければうちのペースになったので、それをやる時間が少し遅かったなというのがありますね」

―ここまで4試合でチーム4得点ということですが、攻撃陣の選手としてはどのように考えていますか
「前半からもそうなんですけど、相手の守備のレベルが高いわけではなく、隙もあるなかで、思うような攻撃が全然出来ていない歯痒さというかもどかしさみたいなものはあって、そのなかで自分としても攻撃に変化を与えることも出来ず、上手くいっていない攻撃というのがあって、そういうところはこれから改善していかないといけないなと思いました」

―次節の流経大戦に向けて
「流経大も良い選手がたくさんいますし、力のあるチームですし、パワーを持ってやってくると思うので、今節は試合の入りだったりエネルギーの面だったりで全然だめだったので、そこを修正して、絶対に勝ちたいと思います」

●DF八角大智(2年=流通経済大柏高)
―きょうの試合の感想をお願いします
「オフシーズンとか遠征とかで先制点を取られた試合っていうのは自分たちは全部負けていたので、引き分けに持ち込めたのは1つの収穫なのかなと思います。きょうは実際勝てたかなとは思いますし、満足はしていないですけど」

―桐蔭横浜大のイメージはどういったものでしたか
「オフシーズンも練習試合で戦ったんですけどそのときは負けてしまっていて。パスをつないで自分たちのプレスをかいくぐるようなプレーを得意とするチームというか、自分たちのプレスがなかなかはまらないサッカーをしてくるので、個人的には好きじゃないというかやりにくいチームだなと思っていました」

―試合内容の振り返りをお願いします
「個人的には前半はアグレッシブにプレーすることはできました。でもシュート打ったんですが外してしまったり、チームとしての決定機を決めきれなかったりということで、まだまだ課題は多いかなと思います」

―チームとしての課題は何ですか
「決定力の部分はチームが始まって以来の課題で、きょうも後半、同点に追いついたあとチャンスはありましたけど決めきれないということで。そこでの弱さっていうのはまだチームとしてあると思います」

―次は2連戦となり、その勝敗が今後に大きく影響すると考えられます
「2連戦、やっぱりタフなゲームにはなると思いますけど、自分たちは日ごろからきついトレーニングをしているんで、いつも通り90分間ハードワークし続けて。きょう引き分けてしまって首位の専修大との差がすごく開いてしまっているので、何が何で勝ちたいです。勝ち点6を取れるようにまたあしたからやっていきたいと思います」

●DF奥山政幸(2年=名古屋U18)
―1-1という結果については
「優勝目指す上で勝たなくてはいけない試合でした。2部から上がってきたチームですし。練習試合で負けたりもしましたが、自分たちの入りが悪く、思うようなサッカーができず、もったいなかったです」

―桐蔭横浜大は昇格組でしたが、印象としては
「後ろでパス回してつないでくる。7番の選手(平山玲央)なんかは上手くてデカイ。自分たちのプレッシャーを上手くかわしてきましたね」

―失点シーンは
「自分と拓真(DF金澤、2年=横浜FMユース)のところで、上手く連携がとれませんでした。自分のところにボールが転がってきたので出たのですが、判断誤って相手に渡して失点。詳しくはあまり覚えていないので、ビデオ見て修正していきたいと思います」

―一方攻撃面では起点となり戦うシーンもありましたがご自身としては
「芝生が粘着質で、足元にボールが入りやすいため、持ち出すってことは怖がってできませんでした。ただ、1点取らなければいけない状況になってから大分参加できましたね。ただ、リスク犯してやっていかないとこれから更にレベルアップはできないと思うので、積極的にプレーしたいです」

―攻撃の起点となるパスを入れたりというシーンが多くなりましたが、真ん中でのプレーには慣れましたか
「そうですね。立ち上げの2月からCBをやっていて、高2までは元々CBとしてプレーしていたので、その頃の感覚は段々と戻ってきています」

―次節、流経大戦への意気込みをお願いします
「流経は球際が激しいという印象があります。きょねんは優勝を懸けた試合で勝ち越したのに、2-2に追いつかれたことを良く覚えています。まずはきょうのような試合をしないように、これから1週間積み上げていきます」

●DF金澤拓真(2年=横浜FMユース)
―きょうの試合の感想をお願いします
「きょねん(リーグ戦で)3位に終わって、その中で3連勝はしていませんでした。ことしその3位以上の優勝というのを目指しているという中では、それ以上の連勝が必ず必要だっていう話もありました。きょう3連勝目をつかみ取ってその後連勝を重ねていこうと言っていたので、引き分けで終わってしまったってことは非常に残念です」

―試合前の桐蔭横浜大のイメージはどのようなものでしたか
「前線の動きの量が多いってことと、両サイドハーフの選手でドリブルがうまい選手がいるということで、攻撃的なチームっていう印象がありました。あと前線からどんどんハードワークしてボールに対してプレッシャーかけてくるっていうスカウティングでの話があったんですけど、きょうの試合ではそういう面はなくて。ブロックを作ってきていて、そこはやり方を変えてきたんだとと思います」

―試合を振り返ってみていかがですか
「前節のようにどんどんプレッシャーをかけていくっていう意識でいたんですけど、DFラインが結構低い位置にいて。前線がプレッシャーをかけてもそれに連動して中盤が押し出せなかったりとか、ボールを奪う位置が低くなってしまいました。それはもうDFラインから高い位置、高いラインを保たなきゃいけなかったっていうのがあります。そんな中でファーストが定まんなくて、失点シーンのように前を向かれてしまったり、その修正を試合中にできなかったりっていうことが大きな反省点かなと思います」

―失点のシーンを振り返ってみていかがですか
「最初10番の選手が浮いた位置にいて、ファーストディフェンスで自分が行けなかったってことです。そこが始まりで相手にフリーな状態で前を向かれてしまいました。ファーストをしっかり対応できていれば逆サイドのフリーの選手に展開することもなかったので、1番最初の守備の場面でしっかりファーストを定めておけば失点はなかったかなと思います」

―次の試合は第5節、第6節と2連戦となります
「ゴールデンウィーク、4日、6日と連戦となる中で、流経大戦でしっかり良いかたちで勝って6日含めて連勝することが今後の成績に大きくかかわってくると思います。また1週間準備する期間があるので、全員で競争して高めあって勝てるように準備していきたいです」

(取材・文 早稲田スポーツ 森田夕貴、写真 佐藤裕樹、辛嶋寛文)

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