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[ケイスポ]慶應義塾大 第19節順大戦プレビュー

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[慶應スポーツ ゲキサカ版]

 いよいよ後がなくなった。前節、ライバル早大に敗れたことで、残留ライン10位との勝ち点差は4に開いた。慶大は他のチームよりも圧倒的に得失点差が劣るので、勝ち点で上回らなければ来年も1部の舞台にいることはできない。

 今節の相手は9位・順大だ。慶大との勝ち点差は4。慶大と同様、残留を目指して戦っている。前節は流経大を相手に2点をリードしながらも、後半失速し追いつかれて引き分けという結果に終わった。中でも注意しなければならない選手はMF天野純だ。今季、ユニバの日本代表に選出され、調子も良好。流経大戦でもほかの選手と明らかに「違い」を見せていた。
一方、慶大は早大戦で出た課題をいかに克服できるかがカギとなる。早大戦では攻撃が終始単調で、決定的なチャンスを全く作ることができず、セットプレーの1得点に終わった。武藤嘉紀(3年=F東京U-18)や川田悠介(3年=桐蔭学園高)らの流動的な攻撃に期待がかかる。

 慶大は勝てば勝ち点差1に詰め寄ることができ、残留への望みをつなげることができる。逆に敗れれば勝ち点差は7。2部降格が現実味を帯びてくる。残留を目指した両チームの熱い戦いが見られるに違いない。フクアリで行われる運命の一戦は13時50分キックオフだ。

(文 慶應スポーツ 青山直樹)

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