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[コマスポ]アミノバイタルカップ1回戦・東京国際大戦プレビュー

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[駒大スポーツ ゲキサカ版]

 『「アミノバイタル」カップ2015 第4回 関東大学サッカートーナメント大会 関東予選 』兼 総理大臣杯 全日本大学サッカートーナメント関東予選・第1回戦は30日に時之栖スポーツセンター裾野グラウンドで駒澤大東京国際大と対戦する。昨年は関東予選で準優勝という好結果を残しただけに、今年は優勝に向け勝ち進んでいきたいところだ。

 しかし、現在の駒大は関東リーグ戦において、第10節終了時点で3勝2分け5敗と、低迷の様相を見せている。また、先週行われた試合では、数あるチャンスを生かせず、敗北。これに対し、秋田監督は「(大臣杯)本選に行きたいが、今のままでは厳しい。」と危機感を示した。

 そんな芳しくない状況の中、キーとなるのは、1・2年生をはじめとする下級生メンバーであろう。連戦が続く予選では、替えの選手の豊富さも問われることとなるが、今季はトップにFW小口大司(2年=前橋育英高)やFW室町仁紀(1年=東京Vユース)などの得点力のあるルーキーが控える。また、同じく攻撃陣のサイドハーフにも、MF伊藤大祐(1年=山梨学院大附高)やMF安藤翼(1年=長崎総合科学大附高)といった期待の1年生が並び、選手層の厚さに彩りを添えている。まだ、試合経験は豊富とは言い難いが、エースのFW菊池将太(4年=浦和東高)が「(クロスが上がったときは)自分が前に入り、ニアで潰れることを意識している。なので、自分のチャンスというよりは、その裏の吉岡や室町、金、小口に得点を託すことがポイントになってくる。」と話すよう、点に絡む動きを期待されているのは間違いない。この連戦で存在感をアピールし、レギュラーへ名乗りを挙げられるか期待が高まる。

 対する東京国際大は、今季から2部へ降格したチームだが、ボールを繋ぎ、早く回すスタイルに定評がある相手だ。個々に足元の技術も備わっているため、切り込みには要注意だが、「(切り込みには)まず、ファーストディフェンダーがしっかりと付いていくこと。そして、ゴール近くになったら、自分のマークを捨ててでも、ボールを持っている人に行かないといけない。GKや仲間の声かけを大切にし、マークがルーズにならないようにしていきたい。」とMF吉岡雅和(3年=長崎総合科学大附高)が話すよう、集中力を切らさず、丁寧に対応することが重要となってくる。特に、立ち上がりの10分と、終盤の10分は失点しやすい時間帯だけに、油断は禁物だ。

 総理大臣杯3連覇という偉業を成し遂げた夏から11年。名門復活の名をかけて、まずは初戦の関門を勝ち抜けたい。

(文 駒大スポーツ 森 綾香)

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