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[MOM868]筑波大DF沖田空(3年)_結果にこだわるSB、開幕戦で“昨年超え”の2アシスト

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開幕戦で2アシストを記録したDF沖田空(左)

[大学サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[4.2 関東大学L1部第1節 筑波大2-0東京国際大 東国大G]

 高精度クロスに磨きがかかっている。怪我の影響もあってベンチスタートとなっていたDF沖田空(3年=鹿島ユース)だが、後半15分から途中出場。スコアレスの展開もあり積極的な攻め上がりをみせると、同32分に右クロスでFW半代将都の先制点をアシスト。同37分にも右クロスで半代の追加点をアシストした。

「ベンチから見ていてクロスを上げ切れていないと思った。入った時にはまずクロスの本数と積極的に仕掛けようと思っていました。(1点目は)1対1は自信があったので、上手く振り切って狙い通りのところに上げることが出来た。2点目は縦を警戒されていたけど、貪欲に縦に行きたいと思っていた。相手との駆け引きに勝てたのが、上手くアシストに繋がったかなと思います」

 昨年も19試合に出場した沖田だが、アシスト数は1。チームに貢献できていない思いも強かった。今季はより数字を求めてシーズンに臨んでいた。「結果でチームを引っ張る存在になりたい。新人戦の日韓戦でもアシストを付けられたし、ここでも2アシスト。納得できる結果が出せた。勢いのまま結果を出していきたい」と更なる活躍を誓う。

 今年のチームはボールを動かすことに加え、奪ったあとに早い攻撃を仕掛けることをテーマにオフシーズンから練習に取り組んできたという。「ベンチで見ていても自分たちのサッカーが出来ていると思った」とチーム力の向上にも手ごたえを語ると、「筑波を応援して下さる人たちが求めているのは結果だと思う。筑波大学蹴球部のファミリーとして結果を残していきたい」と力説。これからも最高の結果を求めて走り続ける。

(取材・文 児玉幸洋)
●第97回関東大学L特集

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