beacon

[関西]関学大のV逸決定、優勝争いは京産大と関大に絞られる…最終節は京産大vs“関関同盟”:後期第2節延期分

このエントリーをはてなブックマークに追加

関学大のリーグ優勝の可能性はなくなった

 関西学生サッカーリーグ後期第2節の延期分が8日に行われ、関西学院大桃山学院大と1-1で引き分けた。この結果、関学大の優勝の可能性はなくなった。また桃山大の2部リーグへの降格が確定している。

 後期第2節のこの組み合わせは、当初8月20日に行われる予定でいたが、雷の影響で延期。代替日は最終節を前にした平日に開催されることになった。そして3位の関学大が優勝するためには、絶対に勝利して12日に行う首位の京都産業大との直接対決に持ち込む必要があった。

 しかし主将DF濃野公人(4年=大津高/鹿島内定)を出場停止で欠く関学大は、後半19分にMF中島理慶(3年=作陽高)に得点を決められ、桃山大に先制を許してしまう。後半36分にDF村上景司(3年=G大阪ユース)のアシストからMF森雄大(3年=近江高)が得点して同点に追いつくが、試合をひっくり返すことは出来なかった。

 これにより優勝争いは、勝ち点45の京産大と同42の関西大の一騎打ちとなった。最終節はまずは11日に関大が同志社大と対戦。引き分け以下に終わればこの時点で京産大の初優勝が決まるが、勝った場合は得失点差で首位を逆転。ただし京産大は12日の関学大戦で引き分け以上の結果を残せば、自力で優勝を決めることが出来る。最終節は京産大対“関関同盟”という面白い構図が作られることになった。
●第101回関西学生リーグ特集
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

TOP