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[スポ東]苦手克服、関東学院大に快勝で7戦無敗

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[スポーツ東洋 ゲキサカ版]
[5.20 第86回関東大学サッカーリーグ戦・前期2部リーグ第8節 東洋大2-0関学大]

前節の拓大戦で引き分け、連勝が5で止まった東洋大は8位の関学大と対戦した。前半はお互いに決定機を作れず、0-0のまま後半へ。関学大は退場者を出し、1人のアドバンテージを生かして攻め込んだ後半は野崎、三田がゴールを決め、2-0で勝利。相性の悪い相手に対して大きな1勝をつかみとった。

東洋大2-0(0-0)関東学院大

<得点者>
66分 野崎(4年=大宮ユース)
84分 三田(3年=F東京U-18)

<出場メンバー>
▽GK
松下理貴(4年=柏U-18)
▽DF
市川恵多(4年=前橋商業高)
松本怜大(4年=札幌U-18)
馬渡和彰(3年=市立船橋)
藤井悠太(3年=武南)
80分→郡司昌弥(1年=柏U-18)
▽MF
石川俊輝(3年=大宮ユース)
黒須大輔(3年=習志野高)
年森勝哉(3年=F東京U-18)
90分+3→川森有真(2年=広島ユース)

桑田直徹(3年=大宮ユース)
▽FW
澤井浩亮(4年=浦和東高)
46分→野崎桂太(4年=大宮ユース)
三田尚央(3年=F東京U-18)

前半の序盤は関学大が細かいパス回しで攻め込み、東洋大が素早いインターセプトからのカウンターで応酬という構図。しかし、両チームともフィニッシュまでの精度を欠き、なかなか決定機を作れない。数少ないコーナーキックのチャンスも相手DFにブロックされ、シュートまで持ち込めないまま時間だけが過ぎて行く。こう着状態の中迎えた36分、年森からのロングボールに桑田が抜け出し、相手GKと一対一になりシュートするも好セーブに遭い得点には至らず。相手に退場者が出たこともあり、関学大が守りに入ってしまい前半は0対0で終えた。

 後半はいきなり東洋大が決定機を迎える。46分、黒須からのクロスをフリーの年森が頭で合わせるがこれをバーの上へ外してしまいチャンスを生かすことができない。その後のセットプレーが続く時間帯でも得点できない両チームだったが、66分、後半から澤井に代わって入った野崎がスルーパスに抜け出し、落ち着いて左に流し込み東洋大が1点を先制する。84分には「一対一の練習をしていた。今日は絶対決めてやろうと思っていた。」と語った今日が誕生日のFW三田が年森のスルーパスに反応して、相手GKと一対一となった状況で、しっかり動きを見極めバースデーゴールとなる追加点を挙げる。その後は、相手にチャンスらしいチャンスを与えず試合終了。連勝が止まった直後の大事な試合を勝利で飾った。

 試合後、監督は「先制できない中で相手に退場者が出た。それが(人数的なアドバンテージという)いい方向ではなく、(守りに入られてしまうという)悪い方向にはたらいてしまった。しかし、よくこじあけてくれた。選手に感謝したい。」と試合を振り返った。昨季まで相性が悪かった関学大相手にこのような状況で勝利をつかみ取れたことは非常に大きい。桐蔭横浜大が6対0で朝鮮大に大勝したため、勝ち点こそ並んでいるものの2位に後退。次節の青学大戦が終わるといったんリーグ戦は中断して、総理大臣杯が幕を開ける。勢いをさらに加速させるためにも是非とも勝利で飾りたい。

[写真]三田は自身を祝うバースデーゴールを演出した

(文 スポーツ東洋 小松央)
(写真 国府翔也 矢口拓麻)

[次節試合予定]
第9節・5月27日青学大戦(13:50@青学大グラウンド)

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