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香川に期待を寄せるサー・アレックス「彼は違いをつくれる」

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 マンチェスター・ユナイテッドは今夏、MF香川真司とMFニック・パウエルを獲得したが、アレックス・ファーガソン監督は、さらに1人か2人、選手を獲得すると明言した。

 今夏、獲得した2人の選手の入団会見が行われたオールドトラフォードで、ファーガソン監督は「もう1人か2人、獲得するかもしれない。大きな国際大会があるときは、移籍市場全体が遅れるものだ。でも、EUROは終わり、私たちは補強に動いている。補強という点では私たちはうまくやっている。シーズンの終わりから交渉を始めて、夏の間中、待つようなことはしない。香川の場合は交渉があり、数週間かかった。パウエルは交渉が早くまとまると分かっていた」と、舞台裏を明かした。

 香川の役割について、指揮官は「前線でプレーするだろう」と明言し、高く評価していることを認めた。

「一人の選手がチーム全体のプレーを変えるとは思わない方がいい。だが、彼は違いを生むことができるだろう。ファイナルサード(ゴール前3分の1の場所)で、プラスアルファをもたらしてくれる。彼が得点を記録し続ければ、我々にとってとてもいい選手となるだろう」

 香川はドルトムント内で、2番目に多くの得点を挙げた。ドイツで2年間にわたってリーグ制覇を成し遂げた彼は、すぐにイングランドにも馴染むだろうと、ファーガソンは期待を寄せる。

「シンジは南アフリカ遠征にも加わり、中国にも一緒に行く。だから近いうちに彼がプレーするところを見ることができると思うよ」と、サー・アレックス自身もツアーの幕開けを待ちわびているように話した。

「ひとたび彼がチームに適応し、私たちのチームのやり方を理解すれば、そこからは一気に物事は進むだろう。トップリーグにも早いうちにデビューできるはず。そこに関しては心配していない」

 香川とニック・パウエルの入団会見は、指揮官の会見後に行われている。

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