リーグ1の2012-13シーズンが11日、開幕した。大型補強を行い、移籍市場を騒がせたパリ・サンジェルマン(PSG)はホームでロリアンと対戦し、2-2で引き分けた。今オフ最大の移籍として注目を集めたFWズラタン・イブラヒモビッチが早速2ゴールを挙げる活躍を見せたが、チームはまさかのドロー発進となった。

　試合はまさかの展開でスタートする。前半4分、PSGは左サイドを突破されると、中央に折り返されたボールがカバーに入ったMFマクスウェルの足に当たってしまい、オウンゴールで失点。さらに前半ロスタイム、FWジェレミー・アリアディエールに突破を許すと、PA内ゴール中央から豪快に決められ、2点ビハインドで前半を折り返した。

　反撃に出たいPSGは後半19分、後方からのロングボールをPA内で胸トラップで受けたイブラヒモビッチが移籍後リーグ戦初ゴールを決めて1点差に迫る。さらに終了間際の45分、MFブレーズ・マテュイディが倒されて得たPKをイブラヒモビッチが沈めて、辛くも引き分けに持ち込んだ。