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終盤ノリッジに同点ゴールを許し、未勝利が続くトッテナム

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 昨シーズン、4位で終えたトッテナムだが、今季は1分1敗と白星のない状況が続いている。ノリッジ・シティをホームに迎えた第3節では、初勝利が期待されたが、1-0とリードして迎えた後半40分、ノリッジ・シティのロベルト・スノッドグラスに同点ゴールを許し、1-1で引き分けた。3節を終えて未勝利のトッテナムとアンドレ・ビラス・ボアス新監督には、ホームのサポーターから痛烈なブーイングが送られた。

 前半3分、トッテナムはMFギルフィ・シグルズソンがPA外からゴールを狙うが、ボールはクロスバーを越える。このシーンに象徴されるように、なかなかPA内までボールを運べない展開が続いた。逆に同9分にはDFラッセル・マーティンが、FKからヘディングシュートをクロスバーに当てるなど、ノリッジもチャンスをつくり出す。その後もノリッジは左右からのクロスでチャンスをつくったが、GKブラッド・フリーデルの好守もあり、先制することはできなかった。

 後半のキックオフと同時に、トッテナムはフルハムから獲得したばかりのFWムサ・デンベレを投入した。デンベレはいきなり結果を出す。後半23分、左サイドからFWジャーメイン・デフォーが折り返したボールを受けると、対面するDFをかわして、左足で先制点を決めた。

 このまま時計の針を進めたトッテナムだが、最後に落とし穴が待っていた。後半40分、右サイドから上げたクロスを、中央へ折り返すと、スノッドグラスが左足のボレーシュートを決めて、1-1と試合を振り出しに戻した。

 トッテナムも攻めようとするが、途中出場したMFトム・ハドルストーンが後半44分に一発退場となり、数的不利となる。結局、チャンスをつくり出せないまま、1-1で試合は終了し、勝ち点1を分け合っている。

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