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日本代表DF吉田がイングランドに到着

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 日本代表の一員として、11日に行われたW杯アジア最終予選のイラク戦(1-0)に出場したDF吉田麻也が、12日にイングランドに到着した。念願だったサウサンプトンへの移籍を果たした吉田には、労働ビザも下りており、いよいよプレミア・リーグを戦う初の日本人DFが誕生する。

 8月に行われたロンドン五輪や契約交渉のため、イングランドを何度も訪れている吉田だが、今回の英国入りには新たな思いがあるという。

「やっとスタートなので。今までは五輪とか、移籍が決まっていない段階とか、代表があってバタバタしましたけど、ここからはチームで集中できる。新しいスタートとして、良いスタートを切りたいし、そのために身の回りのことを早く決めてしまいたいです」と語った。まだ住居も決まっていないため、吉田はしばらくの間、ホテル暮らしとなる。

 プレミア・リーグは3節を消化し、今シーズンの昇格組であるサウサンプトンは現在、最下位に沈んでいる。自身のコンディションについては「問題ない」と語った吉田は、「チームに合流が遅れているので、早くチームに馴染めるようにしたい。ただ、チームにはチュンくん(李忠成)がいるので。そこも、そんなに心配していませんけどね」と、日本代表のチームメイトであるFW李忠成の存在が、大きな助けになると語っている。

 サウサンプトンは15日、敵地でアーセナルと対戦する。


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