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早くも今季2敗目のレアル…モウリーニョ「自分には戦えるチームがない」

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 リーガ・エスパニョーラは15日、第4節を行い、昨季王者のレアル・マドリーは敵地でセビージャに0-1で敗れ、今季2敗目を喫した。開幕から4試合を終え、1勝1分2敗の勝ち点4。王者がまさかの出遅れで、4連勝で首位を快走するバルセロナとの勝ち点差は早くも「8」に開いている。

 試合後、レアルのジョゼ・モウリーニョ監督は「試合開始から終わりまでチームは良くなかった。セビージャは勝利に相応しいし、敗戦は自分達に本当に相応しいものだ。話すことは特にない。セビージャにおめでとうと言うだけだし、自分達は最悪な試合をしたのに相応しい褒美をもらった」と嘆いた。

 “悲しみ発言”で波紋を呼んだFWクリスティアーノ・ロナウドの一件がチーム状況に関係しているのではという質問には「クリスティアーノの心理状況がチームに影響しているとは思わない」とキッパリ。「きょうの試合はヘタフェ戦、勝利したグラナダ戦と変わらないものだと思っている。だからこそ、この2週間あった噂の影響があるとは思っていない」と言い切った。これについてはDFマルセロも同調。「その話はもう終わったこと。ロッカールームは負けたわけだし全員が悲しみを持っている」と話した。

 とはいえ今季4試合目にしての、2敗目は昨季王者としては痛すぎる結果。指揮官は「自分が今心配しているのはチームの事であり、シーズンが始まってから良いプレーが出来たのはスーパーカップだけで、少し良かったのがバレンシア戦であり、わずかにグラナダ戦が良かっただけ。それが自分の憂慮する点であり、勝ち点以上にチームのパフォーマンスが心配だ。現時点で、自分には戦えるチームがない」と敗戦を憂いだ。

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