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乾が2得点に絡む活躍、フランクフルトは連敗免れる白星

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 ブンデスリーガは20日、第8節2日目を行い、日本代表MF乾貴士の所属するフランクフルトはホームで日本代表DF酒井宏樹の所属するハノーファーと対戦し、3-1で快勝した。乾は開幕から8試合連続の先発出場。2得点に絡む活躍を見せ、2-1の後半28分に交代した。酒井はベンチ入りするも出場機会がなかった。

 前節7日のボルシアMG戦(0-2)で今季初黒星を喫したフランクフルトだが、国際Aマッチデーを挟んで2週間ぶりに再開されたリーグ戦で連敗を免れた。前半5分、左サイドでボールを持った乾がMFローデにパス。ローデから左サイドをオーバーラップしたDFオチプカに展開し、そのアーリークロスを最後はFWマトムールが押し込んだ。

 幸先よく先制したフランクフルトは前半19分にも追加点を奪う。左サイドを駆け上がったオチプカが中央にパス。乾がさらに右に流し、MFアイグナーがワンタッチでスルーパスを通すと、PA内右に走り込んだ右SBのDFユングが右足で流し込んだ。

 2点ビハインドとなったハノーファーも前半43分にFWアブデラウエのゴールで1点を返し、1点差で折り返した後半は一進一退の攻防となる。フランクフルトは後半24分、右クロスがファーサイドまで流れてきたボールを乾が正確なトラップから右足でシュート。しかし、これはGKの正面を突いてしまい、乾は同28分にDFチェロッツィと交代した。

 フランクフルトは後半38分、チェロッツィの右クロスからMFマイヤーがヘディングシュートを叩き込み、3-1と勝利を決定づけた。仕切り直しの一戦で2試合ぶりの白星を手にしたフランクフルト。一方のハノーファーは3試合白星なし(1分2敗)となった。


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