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香川ベンチ外も、ユナイテッドは4点を挙げてストークに勝利

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 プレミア・リーグは20日、第8節1日目を行い、日本代表FW香川真司の所属するマンチェスター・ユナイテッドは、ホームでストーク・シティと対戦し、4-2で勝利した。日本代表の一員としてフランス戦(1-0)、ブラジル戦(0-4)を終えてチームに合流した香川は、ユナイテッド加入後、初めてリーグ戦でベンチ外となっている。

 試合を動かしたのは、アウェーのストークだった。前半11分、右サイドでセットプレーを得ると、ゴール前にクロスを放り込む。これがユナイテッドのFWウェイン・ルーニーのオウンゴールを誘い、ストークが先制した。その後もストークは、ダイレクトにゴールへと向かっていくプレーから好機をつくるが、追加点は挙げられない。

 逆に27分にはユナイテッドが同点に追い付く。左に開いたFWロビン・ファン・ペルシーがゴール前に入れたボールをルーニーがヘッドで合わせてゴールを決め、試合を振り出しに戻した。同点に追い付いたユナイテッドは、左SHで起用されたダニー・ウェルベックが積極的にゴールを狙う。前半終了間際には、右SHで出場したアントニオ・バレンシアのグラウンダーのクロスに、ファン・ペルシーが合わせてユナイテッドが逆転に成功した。

 後半の開始直後にもユナイテッドは、ウェルベックがゴールを決めて3-1と点差を広げた。その後も優勢に試合を運んでいたが、後半24分に速攻からMFマイケル・カイトリーにゴールを許し、再び1点差に詰め寄られてしまう。それでも、同20分にはFKのこぼれ球がルーニーの前に転がる。これをルーニーが確実に決め、4-2と再びリードを2点とした。

 ルーニーが2得点を挙げるなど、香川不在の中でも攻撃陣が活躍を見せたユナイテッドが、4ゴールを挙げて、勝ち点3を手にしている。

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