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ユナイテッドがWBAに2-0で勝利し、香川の復帰戦を白星で飾る

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 プレミア・リーグは29日に第20節1日目を各地で行い、日本代表MF香川真司の所属するマンチェスター・ユナイテッドはホームでWBAと対戦した。首位に立つユナイテッドはケガのFWウェイン・ルーニーに加え、FWロビン・ファン・ペルシーもベンチスタート。ケガ明けの香川はトップ下でスタメン出場し、後半21分まで出場した。ユナイテッドは2-0で勝利し、ホームゲームでの連勝を7に伸ばしている。

 10月末に行われたUEFAチャンピオンズリーグのブラガ戦(3-2)で負傷して以来、約2か月ぶりの公式戦出場となった香川は、トップ下で先発出場している。前半9分には、左サイドでMFアシュリー・ヤングからのパスを受けた香川は、ダイレクトでPA内に浮き球を入れる。このリターンパスをDFがクリアーミスすると、こぼれ球がヤングに渡る。ヤングがゴール前に入れた速いクロスは相手DFに当たってオウンゴールとなり、ユナイテッドが先制した。

 攻勢のユナイテッドは前半18分にも約1か月ぶりにスタメン出場したFWダニー・ウェルベックが最終ラインの裏でボールを受けてシュートを放ったが、GKベン・フォスターにセーブされた。同33分にも香川が右サイドに展開したボールをMFアントニオ・バレンシアが受け、クロスを入れる。ゴール前でヤングが合わせたが、強烈なシュートはGKフォスターに防がれた。その後もチャンスをつくったユナイテッドだが、追加点は挙げられないまま1-0で前半を折り返す。

 後半に入っても優位に試合を進めるユナイテッドは4分、PA内でボールを受けた香川がシュートを放ったが、DFにブロックされた。同5分にはWBAもMFクリス・ブラントがミドルシュートを放ったが、ボールはGKダビド・デ・ヘアにキャッチされている。

 後半21分には香川がベンチに下がり、FWロビン・ファン・ペルシーがピッチに入っている。ボールの保持率が上がって来たWBAも、同22分にFWロメウ・ルカクを投入する。同26分にWBAは、DFガレス・マコーニーがCKに合わせたが、シュートはクロスバーに嫌われた。

 前線にボールが入らなくなったユナイテッドは、WBAに押し込まれた。それでも、最後の局面でしっかりと体を張った守備を見せ、ゴールを許さない。後半37分にはDFパトリス・エブラからファン・ペルシーがパスを受けてシュートに持ち込んだが、GKにブロックされる。44分にもバレンシアのパスを受けたウェルベックがシュートを放ったが、GKフォスターにはじき出された。それでも、後半45分にはファン・ペルシーがリーグ通算14点目となるゴールを左足で叩き込み、勝負あり。ユナイテッドが2-0で勝利し、香川の復帰戦を白星で飾った。

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