beacon

メッシ10戦連発もバルセロナは2-0から逆転負け…今季20戦目で初黒星

このエントリーをはてなブックマークに追加

 リーガ・エスパニョーラは19日、第20節を行い、12連勝中の首位バルセロナは敵地でソシエダと対戦し、2-3の逆転負けを喫した。今季20戦目で初黒星。FWメッシの10戦連発今季29得点目などで2-0とリードしたバルセロナだが、退場者を出すなど2点差を追いつかれると、後半ロスタイムに勝ち越しゴールを許した。

 バルセロナは幸先の良いスタートを切った。前半7分、相手GKのキックミスをMFイニエスタが拾い、素早く前線にスルーパス。MFセスクのスルーからメッシが抜け出し、左足でゴール左隅に流し込んだ。相手のミスを突いて先制すると、同25分にはMFシャビの浮き球のパスに反応したDFダニエウ・アウベスの折り返しをFWペドロが滑り込みながら左足で押し込み、2-0とリードを奪った。

 この日も危なげなく連勝を伸ばすかに思われたが、前半29分、メッシのシュートがポストを叩くと、“風向き”が変わる。ソシエダは前半41分、右クロスのこぼれ球をFWカルロス・ベラがつないでMFゴンサロ・カストロが左足でシュート。ゴール右隅に叩き込み、1点差に追い上げた。後半11分にはバルセロナのDFピケが2枚目の警告で退場。数的優位に立ったソシエダは同18分、右サイドからのクロスボールが逆サイドまで流れ、ゴンサロ・カストロが右足を振り抜く。これがMFマスチェラーノの足に当たってコースが変わり、ゴールネットを揺らした。

 2点リードを追い付かれたバルセロナは10人ながら攻勢を強めるが、なかなかフィニッシュまで持ち込めない。すると後半ロスタイム、ソシエダはDFマルティネスの右クロスをFWアギレチェが倒れ込みながら右足の裏で押し込んだ。試合終了間際の劇的ゴールで3-2。今季18勝1分の無敗で12連勝中だったバルセロナが、ついに今季初黒星を喫した。


▼関連リンク
リーガ・エスパニョーラ2012-13特集

TOP