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C・ロナウドがハットトリック、レアルは4発快勝で中2日のクラシコに弾み

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 リーガ・エスパニョーラは27日、第21節を行い、レアル・マドリーはホームでヘタフェと対戦した。FWクリスティアーノ・ロナウドのハットトリックなどで4-0と大勝。ホームにバルセロナを迎える30日のコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)準決勝第1戦へ弾みを付けた。

 立ち上がりから試合の主導権を握るレアルは再三、シュートチャンスを迎えるが、なかなかゴールを割れない。前半31分、MFエジルのシュートはGKに阻まれ、同33分のC・ロナウドの右足ミドルも枠を外れた。前半43分にはDFコエントロンの左クロスをMFモドリッチが胸トラップから左足ボレー。決定的な形だったが、シュートはわずかにゴール上へ外れた。

 0-0のまま前半の45分間を終えたが、後半8分、セットプレーから均衡を破る。MFディ・マリアの右CKから相手GKがこぼしたボールをDFセルヒオ・ラモスが右足で押し込む先制点。同17分にはカウンターからエジルがドリブルで持ち上がり、並走したC・ロナウドが左サイド角度のない位置から左足でゴール右隅に流し込んだ。

 2-0とリードを広げたレアルは後半20分にもディ・マリアの左クロスをC・ロナウドがヘディングで叩き付け、追加点。同27分にはモドリッチが獲得したPKをC・ロナウドがゴール左下隅に沈め、ハットトリックを達成するとともに4-0と突き放した。

 昨年9月30日のデポルティボ戦(5-1)以来、今季2度目のハットトリックを達成したC・ロナウドはこれで今季出場20試合で通算21得点となった。エジルに続いてC・ロナウドも直後に交代。中2日で臨むクラシコに向けて温存する余裕の采配となった。試合はそのまま4-0で終了。5-0で快勝した前節のバレンシア戦に続くゴールラッシュを見せたレアルが、勢いに乗ってバルサを迎え撃つ。


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