スペイン・カタルーニャのテレビ局『TV3』が、レアル・マドリーの選手とハイエナを比較した映像を放送した問題で、レアルのMFルカ・モドリッチが「メディアの域を超えている」と痛烈に批判した。

『TV3』が放映したのは、レアルの選手が複数でFWメッシにタックルを仕掛ける映像の合間合間にハイエナの映像や鳴き声を挟み込んだもので、集団で獲物を襲うハイエナと、レアルの選手を関連付けた内容だった。

　モドリッチは「自分は彼らが何を伝えたいのか分からない。テレビで見たけど、あんな映像はクロアチアでもイングランドでも見たことはない」と指摘。「メディアの域を超えていると思うし、何よりもサッカーとは大きくかけ離れている。こういう形のビデオをつくり、レアル・マドリーの選手について話をするのは良いものとは思えないし、受け入れがたいもの」と批判した。

　さらに「子供たちにとっても良い影響を与えるものではない。ロッカールームで今回のビデオについて話はしていない。そういう話をした選手もいたかもしれないけど、自分は話をするつもりはない。ともかく、ああいった映像を自分はこれまで見たことはない」と、驚きと怒りを隠さなかった。

---

▼関連リンク
リーガ・エスパニョーラ2012-13特集