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大前3戦連続出番なし…デュッセルドルフは2試合ぶり白星

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 ブンデスリーガは16日、第22節2日目を行い、FW大前元紀の所属するデュッセルドルフはホームでG・フュルトと対戦し、1-0で競り勝った。5試合連続のベンチスタートとなった大前には最後まで出番が訪れず、3試合連続の出番なしに終わった。

 1部残留のために最下位のG・フュルトから確実に勝ち点3を奪いたい15位のデュッセルドルフは試合開始早々の前半3分、PKのチャンスを獲得する。絶好の先制機だったが、FWダニ・シャヒンのキックはコースが甘く、GKにキャッチされてしまう。それでも前半18分、相手DFラインのミスを突いたMFベリングハウゼンがボールをカット。そのままドリブルで持ち上がり、冷静に左足でGKの股間を抜き、先制点を奪った。

 前半38分にはG・フュルトのMFバルガがこの日2枚目の警告を受け、退場。デュッセルドルフは1点リードのうえ、数的優位に立って、後半に折り返した。10人を相手に早めに追加点を取って勝負を決めたいが、なかなかチャンスに決め切れない。後半4分、左クロスに合わせたシャヒンのヘディングはゴール上へ。同19分にはMFライジンガーがGKと1対1の絶好機を迎えながらシュートはGKの好守に阻まれた。

 一方的に攻め立てるデュッセルドルフは後半24分にも右サイドをえぐったクルーズの折り返しからこぼれ球をライジンガーが狙ったが、DFが体を張ってブロック。またも決定機を生かせず、1-0のまま試合は終盤へ。2点目こそ奪えなかったが、そのまま無失点で締めくくり、2試合ぶりの勝ち点3を獲得した。

(取材・文 西山紘平)

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